東海カーボン(5301)、野村證券株式会社が保有比率12.38%に引き上げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
97.7億円(概算)
保有比率
12.38%(前回 10.11%)
前回比
+2.27pt
保有目的(開示原文より)
純投資
証券業務に係る商品在庫として保有している。 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 信託財産の運用として保有している。
平均取得単価(開示ベース)
870円(26,761,095株)

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/24)
2,273円
直近(2026/10/02)
+2.0%2,318円
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された13件の開示(2025/01/21〜2026/09/24)の保有比率です。

野村證券株式会社による東海カーボンの保有比率の推移7.35%12.38%2025/01/212026/09/24

この開示で何が起きた?

2026/09/24、野村證券株式会社が東海カーボン(5301)の 保有比率を10.11%から12.38%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。

野村證券株式会社は、東海カーボン(5301)の保有比率を12.38%に引き上げました。同社は国内最大手の証券会社で、金融機関としての定期的な保有報告となります。東海カーボンはカーボンブラックと黒鉛電極などのカーボン製品を製造・販売する化学メーカーで、同社の保有株式は2026年9月時点の時価で約570億円に達し、東海カーボンの主要株主として確固たる地位を占めています。

1年近くで5ポイント超の積み上げ

野村證券による東海カーボンへの投資は、2025年1月21日の初回開示で保有比率7.35%として浮上しました。それから13回の開示を重ねた今回、保有比率は12.38%に達し、1年弱で5.03ポイント上昇しています。2026年9月14日の報告義務発生日時点では26,761,095株を保有しており、東海カーボンの発行済株式総数216,111,904株の実に12%以上を握る構成となりました。段階的な買い増しが継続されてきたことがうかがえます。

野村證券株式会社による東海カーボンの保有比率の推移
野村證券株式会社が東海カーボンについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

保有目的は商品在庫と信託運用の二重構造

報告書の保有目的欄には、証券業務に係る商品在庫として保有する一方で、信託財産の運用としても保有していることが明記されています。これは野村證券グループが、顧客からの信託資産を運用する際にも東海カーボン株を組み入れていることを意味します。取得資金の内訳は合計232.8億円で、そのうち自己資金は14.2億円にとどまり、残りは借り入れで賄われた形です。推定取得金額97.7億円の規模を踏まえると、複数段階での買い増しが行われてきたと考えられます。

化学関連銘柄への集中保有が特徴

野村證券が同時点で5%以上を保有している228銘柄を見ると、機械や電気機器など様々な業種にまたがっています。その中で化学セクターへの保有が顕著で、デンカ(4061、13.06%)やデクセリアルズ(4980、12.88%)を保有しており、東海カーボンもこうした化学関連ポートフォリオの一角を占めています。最大保有銘柄のChordia Therapeutics(190A、22.82%)や日本製鋼所(5631、15.22%)と比べると、東海カーボンの保有比率は中位レベルとなります。

野村證券株式会社が5%以上を保有する主な銘柄
野村證券株式会社が同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回の東海カーボンを強調)

他の大株主との比較でみる株主構成

東海カーボンの大量保有報告書提出者を比率順に見ると、野村アセットマネジメント(10.08%)が筆頭格で、その後を野村證券グループ(証券会社本体)が上回る形となりました。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8.11%)や三井住友トラスト・アセットマネジメント(6.39%)も存在し、金融機関グループによる保有が東海カーボンの株主基盤の大半を占めていることが分かります。※推測: 金融機関による安定的な保有が進む一方で、機関投資家の支持は異業種の分散保有傾向にあるのかもしれません。

東海カーボンに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
東海カーボンに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回の野村證券株式会社を強調)

高ねで推移する株価環境での取得

開示日時点の東海カーボンの株価は2,128円で、52週レンジ内の位置は100%(安値を0%、高値を100%とした場合)となっており、この1年間で最高値圏での推移を示しています。PER61.8倍は利益に対する株価評価の高さを、PBR1.43倍は一株当たり純資産に対する評価をそれぞれ表しています。野村證券の取得がこうした高値環境下で進められていることから、株価水準よりも銘柄そのものへの評価と需要が優先されている可能性があります。

東海カーボン(5301)株価推移(直近3ヶ月)
東海カーボン(5301)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/24)

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#EDINET
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野村證券株式会社とはどんな投資家?

野村證券株式会社は「日系証券銀行」に分類される投資家です。日本の証券会社・銀行本体(資産運用子会社ではなく本体としての保有)。

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