ニプロ(8086)、野村證券株式会社が保有比率5.04%に引き下げ|大量保有報告書

ニプロ(8086)、野村證券株式会社が保有比率5.04%に引き下げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
34.1億円(概算)
保有比率
5.04%(前回 6.49%)
前回比
−1.45pt
保有目的(開示原文より)
純投資
証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している。 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 信託財産の運用として保有している。

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/25)
1,451円
直近(2026/10/02)
-9.9%1,307円
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された18件の開示(2024/12/06〜2026/09/25)の保有比率です。

野村證券株式会社によるニプロの保有比率の推移7.72%5.04%2024/12/062026/09/25

この開示で何が起きた?

2026/09/25、野村證券株式会社がニプロ(8086)の 保有比率を6.49%から5.04%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。

大量保有報告書は、機関投資家による定期的な報告が大半です。野村證券株式会社がニプロ(8086)の保有比率を5.04%と報告した変更報告書も、証券会社としての通常の事業運営に基づくポジション管理であり、比率の変動が必ずしも投資判断の転換を意味するわけではありません。ニプロは注射器や輸液セット、透silon製品といった医療用消耗品を中心に製造・販売する医療機器・医薬品メーカーです。約1億7,100万株の発行済株式のうち、野村證券の保有する863万株余りは時価総額換算で相応の大株主ポジションを占めています。

2024年12月からの約9ヶ月で2.68ポイント売却

野村證券がニプロについて開示したのは今回を含め18回です。最初の開示は2024年12月6日で、当時の保有比率は7.72%でした。今回の5.04%との差は2.68ポイント。この約9ヶ月間の推移からは、継続的にポジションを圧縮してきた動きが読み取れます。推定売却金額34.1億円は、開示日時点での株価1,441円に基づいた概算額であり、期間中の複数回の取引が累積された結果です。※推測:医療機器業界への需要見通しや自社ポートフォリオの再配分が、段階的な売却につながっている可能性があります。

野村證券株式会社によるニプロの保有比率の推移
野村證券株式会社がニプロについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

証券会社の投資業務に組み込まれた保有目的

報告書に記載された保有目的は、「証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的」「信託財産の運用」の複数項目です。これは野村證券が自社の投資商品設計や顧客資金運用の一環として保有していることを示します。純投資や経営参加ではなく、証券ビジネスの日常的な運営スキームの中に組み込まれたポジションという性格を持ちます。

野村證券株式会社が5%以上を保有する主な銘柄
野村證券株式会社が同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回のニプロを強調)

医薬・化学・電機に分散した複数銘柄保有

野村證券は同時点で5%以上を保有する銘柄が全体で233銘柄にのぼります。その中でも保有比率の上位はChiordia Therapeutics(医薬品、22.82%)、日本製鋼所(機械、15.22%)、太陽誘電(電気機器、15.14%)、デンカ(化学、13.06%)、デクセリアルズ(化学、12.88%)です。ニプロ5.04%はこれらと比べると中位以下の規模であり、医療機器分野への限定的なポジションに位置づけられます。医薬から化学、電機まで業種横断的に大型保有を持つ投資家の全体構図の中では、相対的にウエイトの小さい保有です。

ゴールドマン・サックスと競合する大株主構成

ニプロに大量保有報告書を提出している他の主要投資家を見ると、ゴールドマン・サックス証券が5.01%で野村證券に肩を並べています。日本電気硝子4.96%、みずほ銀行4.59%がこれに続きます。野村證券の今回の売却で5.04%となったポジションは、これらライバル機関投資家と同等レベルの規模です。市場では複数の大型機関投資家が5%前後の保有率で競合している状況が、この企業の株主構成に映し出されています。

ニプロに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
ニプロに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回の野村證券株式会社を強調)

PER17倍、PBR0.86倍の株価水準での売却

開示日時点のニプロの株価指標はPER17.4倍、PBR0.86倍です。PBR0.86倍は帳簿価額を下回る水準であり、市場が企業資産価値に対して割安な評価をしていることを示唆します。一方、52週レンジ内での株価位置は14%と、1年間の値動き範囲では下位に近い水準となっています。野村證券の売却が執行された2026年9月中旬は、技術的には株価が比較的低い局面でした。

ニプロ(8086)株価推移(直近3ヶ月)
ニプロ(8086)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/25)

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

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野村證券株式会社とはどんな投資家?

野村證券株式会社は「日系証券銀行」に分類される投資家です。日本の証券会社・銀行本体(資産運用子会社ではなく本体としての保有)。

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