ニチレイ(2871)、Oasis Management Company Ltd.が保有比率8.38%に引き上げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 59.6億円(概算)
- 保有比率
- 8.38%(前回 7.27%)
- 前回比
- +1.11pt
- 保有目的(開示原文より)
- 提出者は、発行者の中長期的な企業価値に資する事項について発行者との対話を行っている。提出者による提案の目的は、発行者の経営陣との間で、経営方針について意見交換を行い、提出者の提案する事項の一部または全部の実行を通して発行者の中長期的な企業価値と株主価値の保護・向上、及びコーポレート・ガバナンスを改善することにある。提出者は、金融商品取引法施行令(以下「施行令」という。)第14条の8の2第1項第1号(重要な財産の処分及び譲受け)、第2号(多額の借財)、第5号(役員の構成の重要な変更(役員の数に係る重要な変更を含む。))、第7号(事業の一部の譲渡、譲受け、休止及び廃止)、第8号(配当に関する方針の重要な変更)及び第12号(株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令(以下「大量保有府令」という。)第16条第1号(資本政策に関する重要な変更))に関する事項について、発行者に対して提案を行っている。また、今後12か月の間に、施行令第14条の8の2第1項第1号(重要な財産の処分及び譲受け)、第2号(多額の借財)、第3号(代表取締役の解職)、第4号(特定の者の役員への選任)、第5号(役員の構成の重要な変更(役員の数に係る重要な変更を含む。))、第7号(事業の一部の譲渡、譲受け、休止及び廃止)、第8号(配当に関する方針の重要な変更)、第10号(発行する有価証券の取引所金融商品市場への上場の廃止)及び第12号(株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第1号(資本政策に関する重要な変更)及び第4号(発行者以外の者による発行者の株券の取得であって、当該取得後に、発行者以外の者が所有することになる議決権が過半数を超えることとなるもの))に関する事項について、発行者に対して提案を行う予定である。提出者は報告義務の発生日時点において、ポートフォリオ投資の一環として、市場内外の取引を通じて発行者の普通株式の株券等保有割合を100分の5を超える割合増加させる行為(以下「5%超取得行為」という。)を予定している。ただし、5%超取得行為は、発行者の普通株式の市場価格が割安と判断される水準にあること及びその他の条件に左右され、それらの条件を勘案して行う予定である。なお、取得価格、数量、時期などの具体的な条件については引き続き検討中である。5%超取得行為の実行には当局への届出又は当局による承認が必要となる場合がある。5%超取得行為は報告義務の発生日から3か月以内に行うことを予定しているが、上述の要因により当該3か月の期間以降に行われる可能性もある。
- 重要提案行為等(開示原文より)
- 詳細については、上記「(2)保有目的」に記載のとおりである。
- 平均取得単価(開示ベース)
- 1,935.7円(21,539,000株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/10)
- 2,153円
- 直近(2026/09/16)
- +2.3%2,203円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された4件の開示(2026/05/29〜2026/09/10)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/09/10、Oasis Management Company Ltd.がニチレイ(2871)の 保有比率を7.27%から8.38%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
ニチレイ(2871)について、Oasis Management Company Ltd.が保有比率を8.38%まで引き上げたことが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。香港拠点のアクティビストファンドによる取得です。ニチレイは冷凍食品、水産物、食肉などの食品製造・販売、冷凍・低温物流事業を主力とする総合食品企業で、保有比率8.38%は時価総額の一角を占める大株主の地位を意味します。今回の開示日(2026年9月10日)時点の株価2,142円に基づくと、推定取得金額は59.6億円に達しました。この保有比率は5月29日の初回開示時の5.01%から3.37ポイント上昇した結果です。
5月からの4回開示で積み上げたポジション
Oasis Management Company Ltd.によるニチレイへの投資は段階的に進められてきました。最初の報告は2026年5月29日で、当時の保有比率は5.01%でした。その後、同社は計4回の大量保有報告書を開示し、今回の9月10日の変更報告書で8.38%に到達しました。初回から本開示までの約3か月半で3.37ポイント積み上げた計算です。この取得ペースから、同ファンドがニチレイへのポジション構築を継続的に推し進めていることが読み取れます。

多様な業種に大型保有を展開するファンドの特徴
Oasis Management Company Ltd.が同時点で5%以上を保有している銘柄は47銘柄に上ります。最大保有はエス・エム・エス(2175、サービス業)の25.93%で、アインホールディングス(9627、小売業、22.24%)、カカクコム(2371、サービス業、19.52%)と続きます。電気機器のサン電子(6736、18.45%)や陸運業のニッコンホールディングス(9072、17.67%)も保有しており、特定業種への集中は見られません。食料品のニチレイへの8.38%の保有は、このファンドの多様な業種戦略の一環として位置づけられます。
ニチレイの株主構成における立場
大量保有報告書から確認できるニチレイの5%以上保有者を見ると、野村證券が9.25%で筆頭格です。その後、SMBC日興証券(5.14%)、日本生命保険相互会社(5.08%)、三井住友信託銀行(4.8%)が続きます。Oasis Management Company Ltd.の8.38%は野村證券に次ぐ第2位の水準であり、金融機関を除くアクティビストファンドとしては最大級の保有者となりました。証券会社や保険会社といった従来の大株主構成に、新たに重要なプレイヤーが加わったことになります。

株価指標と9月時点での株式相場環境
開示日時点のニチレイのPERは37.9倍、PBRは2.01倍です。PERが同規模企業の平均から高めの水準を示す一方、PBRが2倍を上回ることは、市場がこの企業の資産価値に対してプレミアムを付けていることを意味します。52週レンジ内での株価位置が70%という値は、直近1年間で株価が上昇トレンドを続けているか、少なくともレンジの上部に位置していることを示唆しています。このような相場環境下での買い増しとなりました。


情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/10)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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Oasis Management Company Ltd.とはどんな投資家?
Oasis Management Company Ltd.は「アクティビスト」に分類される投資家です。経営への関与や株主提案を目的とするファンド。
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