
ニチレイ(2871)、野村證券株式会社が保有比率9.41%に引き下げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 55.3億円(概算)
- 保有比率
- 9.41%(前回 10.4%)
- 前回比
- −0.99pt
- 取引企業
- 野村證券株式会社
- 保有目的(開示原文より)
- 純投資証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している。 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 信託財産の運用として保有している。
- 平均取得単価(開示ベース)
- 1,542.7円(24,197,280株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/15)
- 2,193円
- 直近(2026/09/16)
- +0.5%2,203円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された9件の開示(2024/12/18〜2026/09/15)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/09/15、野村證券株式会社がニチレイ(2871)の 保有比率を10.4%から9.41%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。
金融機関が保有する株式の定期報告では、比率の増減が必ずしも投資判断の変化を意味しません。野村證券株式会社がニチレイ(2871)の保有比率を9.41%に引き下げたことが、9月15日に大量保有報告書で明らかになりました。同社は国内最大手の証券会社です。ニチレイは冷凍食品や水産物、食肉などを扱う総合食品企業で、今回の9.41%の保有は発行済株式の1割近くを占める大株主としての地位を示しています。
2024年12月からの段階的な売却推移
野村證券がニチレイについて大量保有報告書を提出するのは今回が9回目で、初回開示は2024年12月18日でした。当時の保有比率は6.88%であり、そこから今回の9.41%までの約9ヶ月間で2.53ポイント上昇しています。ただしこれは段階的な買い増しと売却の過程であり、今回の報告は保有比率が0.99ポイント減少した売却局面です。推定売却金額は55.3億円に達しています。

証券会社の複数事業に基づく保有構造
報告書に記載された保有目的は、証券業務に係る商品在庫、累積投資業務の運営目的、および信託財産の運用という三つの柱です。これは野村證券が単一の投資戦略で保有しているのではなく、営業用商品、運用商品、信託機能といった複数の事業ライン向けに株式を保有していることを示しています。取得資金の合計は373.3億円で、このうち自己資金は125.5億円にとどまり、大部分は他からの調達資金です。

食品企業として高い株価位置づけ
開示日時点でニチレイの株価は2,227円。PER(株価収益率)が39.4倍、PBR(株価純資産倍率)が2.09倍と、いずれも高めの水準を示しています。52週レンジ内での位置置は82%と、この1年間の値動きの中でも高値に近い局面での売却となりました。※推測:証券会社が比較的高値圏での売却判断を行った背景には、保有商品の一部リバランスの必要性があった可能性があります。

他の大株主との比較における野村證券の存在感
ニチレイの大量保有報告書を提出している他の投資家と比べると、Oasis Management Co. Ltdが8.38%、SMBC日興証券が5.14%、日本生命保険が5.08%です。野村證券の9.41%はこれらを上回り、ニチレイの筆頭級の大株主としての位置づけです。複数の金融機関が5%を超える保有を報告している点は、機関投資家による広範な支持を示唆しています。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/15)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
ニチレイ(2871)の他の記事
野村證券株式会社とはどんな投資家?
野村證券株式会社は「日系証券銀行」に分類される投資家です。日本の証券会社・銀行本体(資産運用子会社ではなく本体としての保有)。
野村證券株式会社の保有銘柄・比率推移を見る
