丸井グループ(8252)、野村證券株式会社が保有比率10.83%に引き上げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
105.7億円(概算)
保有比率
10.83%(前回 8.73%)
前回比
+2.1pt
保有目的(開示原文より)
純投資
証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している。 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 信託財産の運用として保有している。
平均取得単価(開示ベース)
1,955.220,409,666株)

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ免責

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/16
2,889
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された2件の開示(2026/09/072026/09/16)の保有比率です。

野村證券株式会社による丸井グループの保有比率の推移8.73%10.83%2026/09/072026/09/16

この開示で何が起きた?

2026/09/16野村證券株式会社丸井グループ8252)の 保有比率を8.73%から10.83%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。

野村證券株式会社による丸井グループ(8252)の買い増しが大量保有報告書で明かされました。保有比率は10.83%まで高まっています。金融機関は定期的に保有状況を報告する義務を負っており、保有比率の変動が必ずしも投資判断の転換を示すわけではありません。ただし、国内最大手証券会社がクレジットカード事業と流通・小売事業を展開する丸井グループの株式を1割超まで積み上げてきた背景は、その保有目的や株主構成と合わせて検討する価値があります。

9月7日から9日の3日間で保有比率を2ポイント以上引き上げ

野村證券が丸井グループへの投資を開示したのは今回が2度目です。初回の開示は2026年9月7日で、この時点での保有比率は8.73%でした。その後、9月9日の義務発生日を経て9月16日に提出された変更報告書では10.83%に達しており、わずか10日足らずの間に2.10ポイント上昇させています。この速度は、野村證券が同銘柄に対して積極的な買い集めを進めてきたことを示唆しています。推定取得金額は105.7億円に上り、開示日時点の株価2,891円に基づいた計算では、約2,040万株の買い増しを実行したことになります。

野村證券株式会社による丸井グループの保有比率の推移
野村證券株式会社が丸井グループについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

証券会社の商品在庫と信託運用による複合保有

報告書に記載された保有目的から、野村證券の丸井グループ保有は単一目的ではありません。証券業務に係る商品在庫、信託財産の運用、そして累積投資業務の運営目的として保有されており、複数の事業部門にわたって株式が配置されていることが分かります。つまり、この保有は自己資金ベースの投資判断というより、証券会社として顧客向け商品の在庫保有や信託口座での運用を含めた総合的なポジション管理の結果と言えます。今回の買い増しに要した取得資金は計399.1億円で、このうち自己資金は52.3億円にとどまり、残りはその他の資金源から充当されています。

丸井グループの株主構成における野村證券の立場

丸井グループへ大量保有報告書を提出している他の投資家を見ると、三井住友トラスト・アセットマネジメント(8.45%)、野村アセットマネジメント(8.36%)、みずほ証券(7.47%)といった大手金融機関が上位に名を連ねています。野村證券の10.83%はこれらを上回り、筆頭株主クラスの規模を確保した形です。丸井グループの発行済株式数は約1億8,366万株であり、野村證券が保有する約2,040万株はその11%に相当する時価総額ベースでの大きな一角を占めています。

丸井グループに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
丸井グループに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回の野村證券株式会社を強調)

証券会社としての多角的な銘柄ポートフォリオ

野村證券が同時点で5%以上を保有している銘柄は全体で229銘柄に上ります。このうち保有比率が最も高いのはChordia Therapeutics(医薬品、22.82%)、次いで日本製鋼所(機械、15.22%)、太陽誘電(電気機器、15.14%)、デンカ(化学、13.06%)、デクセリアルズ(化学、12.88%)です。医薬品から機械、電気機器、化学に至るまで多業種にわたって大型ポジションを保有しており、特定業種への集中はありません。丸井グループ(小売業)への10.83%保有は、この多角的なポートフォリオの中では上位クラスですが、突出して異なる戦略ではなく、金融機関としての幅広い銘柄カバーの一部として位置づけられます。

野村證券株式会社が5%以上を保有する主な銘柄
野村證券株式会社が同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回の丸井グループを強調)

開示時点の丸井グループの株価指標が示す水準

開示日時点の丸井グループはPER(株価収益率)18.3倍、PBR(株価純資産倍率)2.13倍で推移していました。52週レンジ内での株価位置は40%と、過去1年の安値と高値のちょうど中盤より低い水準にあります。PER18.3倍は日本株市場平均の範囲内であり、PBR2.13倍は流通・小売業としては堅調な企業価値評価を反映しています。株価が52週の中位より下にある局面での買い増しは、野村證券が比較的割安感を評価している可能性を示唆していますが、報告書の記載内容からは投機的な取得というより、商品在庫と信託運用の継続的な配置の結果です。

丸井グループ(8252)株価推移(直近3ヶ月)
丸井グループ(8252)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/16

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#EDINET
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野村證券株式会社とはどんな投資家?

野村證券株式会社は「日系証券銀行」に分類される投資家です。日本の証券会社・銀行本体(資産運用子会社ではなく本体としての保有)。

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