アンジェス(4563)、CANTOR FITZGERALD EUROPEが保有比率0%に引き下げ|大量保有報告書

アンジェス(4563)、CANTOR FITZGERALD EUROPEが保有比率0%に引き下げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
26億円(概算)
保有比率
0%(前回 18.14%)
前回比
−18.14pt
保有目的(開示原文より)
純投資
譲渡の相手方(開示原文より)
アンジェス株式会社(市場外・新株予約権証券(第46回) 1単位0.33円 × 83,717,100)

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/24)
36円
直近(2026/10/02)
-2.8%35円
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された19件の開示(2024/12/09〜2026/09/24)の保有比率です。

CANTOR FITZGERALD EUROPEによるアンジェスの保有比率の推移25.82%0%2024/12/092026/09/24

この開示で何が起きた?

2026/09/24、CANTOR FITZGERALD EUROPEがアンジェス(4563)の 保有比率を18.14%から0%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。譲渡の相手方はアンジェス株式会社(新株予約権証券(第46回) 1単位0.33円)です。

遺伝子治療薬の研究開発を手がけるバイオベンチャーのアンジェス(4563)について、欧州を拠点とする資産運用会社CANTOR FITZGERALD EUROPEが保有比率を0%まで引き下げたことが、9月24日の大量保有報告書で明らかになりました。推定売却金額は26.0億円。同社はこの銘柄から完全に撤退し、保有株式をすべて手放しました。

1年弱で25ポイント以上を売却、初回保有から段階的に縮小

CANTOR FITZGERALD EUROPEがアンジェスを初めて報告したのは2024年12月9日。その時点での保有比率は25.82%で、当時は筆頭級の大株主でした。その後19回にわたって開示を重ね、今回の報告で完全撤退に至っています。初回から今回までの期間で保有比率は25.82ポイント低下し、直前の開示では18.14%まで保有していたものを一気に0%にしました。段階的な売却を繰り返した末の最終的な手仕舞いとなったわけです。取引は9月15日に報告義務を発生させる相場外(市場外)で、アンジェス株式会社本体に対して行われています。

CANTOR FITZGERALD EUROPEによるアンジェスの保有比率の推移
CANTOR FITZGERALD EUROPEがアンジェスについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

医薬品・小売に分散、大型保有は複数銘柄で実施

CANTOR FITZGERALD EUROPEは現在、5%以上を保有する銘柄が15社あります。最大の保有比率はインスペック(6656、電気機器)の37.02%で、次がベクターホールディングス(2656、小売業)の35.96%、スターシーズ(3083、小売業)の32.57%と続きます。医薬品セクターではカルナバイオサイエンス(4572)を28.34%、坪田ラボ(4890)を18.63%保有しており、医薬品と小売業の両業種にわたる大型ポジションを構えています。アンジェスは医薬品企業ですが、同じセクター内の他銘柄と比べると売却のタイミングは明確に異なります。

株主構成での位置づけ、最大株主グロースパートナーズが圧倒的

アンジェスの主要株主を見ると、グロースパートナーズ株式会社が31.45%で筆頭です。CANTOR FITZGERALD EUROPEは完全撤退したため現在は圏外ですが、撤退前まではグロースパートナーズに次ぐ大株主でした。一方、Athos Capital Limitedは2.93%にとどまり、アンジェスの株主構成は数社の大型投資家による支配構造が強いことがうかがえます。

アンジェスに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
アンジェスに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回のCANTOR FITZGERALD EUROPEを強調)

株価は52週レンジの低位、PBR4.69倍は同業内では高めの水準

開示日時点のアンジェスの株価は36円でした。52週レンジ内での位置は2%で、この1年間で着けた高値に比べて大幅に値下がりしている局面での売却です。株価純資産倍率(PBR)は4.69倍で、バイオベンチャー企業の中では相応の評価を受けている状態にあります。ただし株価が安値圏に沈んだ時期の売却であるため、CANTOR FITZGERALD EUROPEが取得時から損失を計上している可能性も考えられます。

CANTOR FITZGERALD EUROPEが5%以上を保有する主な銘柄
CANTOR FITZGERALD EUROPEが同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回のアンジェスを強調)

純投資目的での保有、縮小理由の背景は不明

大量保有報告書に記載された保有目的は「純投資」です。つまり経営参加や政策保有ではなく、投資収益を目的とした普通株式の保有でした。初回保有時から目的に変化はなく、CANTOR FITZGERALD EUROPEはアンジェスの経営に関与する意思は持たず、純粋な資産運用の対象として扱っていたものと考えられます。※推測:株価が大きく下落する中での段階的な売却であり、ポートフォリオのリスク管理やリバランスの一環として位置づけられている可能性があります。

アンジェス(4563)株価推移(直近3ヶ月)
アンジェス(4563)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/24)

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

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CANTOR FITZGERALD EUROPEとはどんな投資家?

CANTOR FITZGERALD EUROPEは「外資系伝統運用会社」に分類される投資家です。海外に拠点を置く大手の分散型資産運用会社。

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