
ファーストリテイリング(9983)、TTY Management B.V.が保有比率19.23%に引き下げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 2,298.1億円(概算)
- 保有比率
- 19.23%(前回 20.32%)
- 前回比
- −1.09pt
- 保有目的(開示原文より)
- 発行者の株式を継続的に保有することにより得られる配当金を主な原資として、社会貢献活動を永続的にかつ幅広くグローバルに実施することを保有目的としています。
- 平均取得単価(開示ベース)
- 1,160.4円(61,181,352株)
- 報告義務発生日
- 2023/07/31(提出まで1157日)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/30)
- 70,860円
- 直近(2026/10/02)
- +1.3%71,770円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この開示で何が起きた?
2026/09/30、TTY Management B.V.がファーストリテイリング(9983)の 保有比率を20.32%から19.23%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。
オランダを拠点とする資産運用会社TTY Management B.V.がファーストリテイリング(9983)の保有比率を19.23%まで引き下げたことが大量保有報告書で判明しました。これは同社がこの銘柄について提出した6回目の開示となります。ファーストリテイリングはユニクロやGUなどのブランドでカジュアル衣料品を企画・製造・販売する企業で、この保有比率は時価総額2兆円を超える同社の株式の約19分の1を占める筆頭級の大株主ポジションです。
2023年7月から続く段階的な売却
TTY Managementが初めてこの銘柄を開示したのは2023年7月31日で、当初の保有比率は19.23%でした。つまり、今回の保有比率19.23%は、3年以上前の初回開示と同じ水準となっています。この間、6回の報告書を通じて段階的にポジションを調整してきたことになります。保有株数は約6,118万株で、発行済株式総数の約19%を占めています。

配当金を社会貢献の原資とする投資姿勢
報告書に記載された保有目的は「発行者の株式を継続的に保有することにより得られる配当金を主な原資として、社会貢献活動を永続的にかつ幅広くグローバルに実施すること」と明記されています。これはファーストリテイリングからの配当収益を直接的に社会還元に充てる戦略です。取得資金は自己資金709.9億円で構成されており、借入による取得ではない純投資案件であることが分かります。
株式市場での評価レベル
開示日時点のファーストリテイリングの株価は68,710円でした。PER(株価収益率)は75.5倍、PBR(株価純資産倍率)は8.01倍に達しており、利益や純資産に比べて株価が高い水準にあります。52週レンジ内の位置が56%というのは、過去1年間の最安値と最高値の中で、ほぼ中盤から上寄りの位置にあることを意味しており、直近での大幅な価格変動の途中にある状態とは言えません。

ファーストリテイリングの株主構成での位置づけ
大量保有報告書を提出している他の主要株主は、野村證券が8.94%、三井住友トラスト・アセットマネジメントが5.86%、会長兼社長の柳井正氏が5.01%、大和アセットマネジメントが3.91%です。TTY Managementの19.23%はこれらを大幅に上回り、単独で最大の機関投資家であることが分かります。※推測:配当原資としての同社への依存度が高い社会貢献ファンドにとって、この大型ポジションは将来的な配当政策の変化に対する影響度が相応に大きい可能性があります。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/30)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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