ニコン(7731)、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーが保有比率4.98%に引き下げ|大量保有報告書

ニコン(7731)、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーが保有比率4.98%に引き下げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
66.7億円(概算)
保有比率
4.98%(前回 6.06%)
前回比
−1.08pt
保有目的(開示原文より)
重要提案行為等
提出者は、発行者に対し、企業価値及び株主価値の向上を目的として、資本政策の変更、資本効率の向上、事業構造の見直し、及びコーポレート・ガバナンスの強化等に関する提案(重要提案行為等に該当し得るものを含む。)を行う方針です。これらの提案には、増配、自己株式の取得又は消却等、取締役の構成に関する一般的な見解等が含まれます。これらの提案は、市場環境、経営状況及び発行者との対話の状況等を踏まえ、当該状況に応じて適切と判断される時期に随時行います。
平均取得単価(開示ベース)
1,572.116,609,300株)

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ免責

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/07
1,875
直近2026/09/16
-7.7%1,730
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された6件の開示(2025/03/212026/09/07)の保有比率です。

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーによるニコンの保有比率の推移8.21%4.98%2025/03/212026/09/07

この開示で何が起きた?

2026/09/07シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーニコン7731)の 保有比率を6.06%から4.98%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。

ニコン(7731)について、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーが保有比率を4.98%まで引き下げたことが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。英国拠点の大型バリュー株運用会社による売却です。ニコンはカメラ、レンズ、光学機器、半導体製造装置などの光学・精密機器の製造・販売を主力事業とする企業で、同社の保有比率4.98%は時価総額1,000億円規模の同社においても相応の規模を占める大株主ポジションです。今回の報告は前回開示比で1.08ポイントの減少を示す変更報告書です。

1年半で8.21%から4.98%への段階的な売却

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーがニコン株を開示し始めたのは2025年3月21日で、その時点での保有比率は8.21%でした。今回の4.98%まで、3.23ポイント分を段階的に売却してきたことになります。6回の開示を重ねながら、1年半の期間をかけて保有を段階的に削減していった姿勢が見えます。開示日時点の株価1,874円と合わせると、今回の売却で推定66.7億円の資金を回収したと考えられます。

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーによるニコンの保有比率の推移
シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーがニコンについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

バリュー株運用会社が選ぶポートフォリオの多様性

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーは同時点で5%以上保有している銘柄が29銘柄に上ります。保有比率の高い順に見ると、住友大阪セメント(5232、ガラス・土石製品、14.83%)、アルフレッサ ホールディングス(2784、卸売業、13.17%)、メディパルホールディングス(7459、卸売業、11.96%)、飯田グループホールディングス(3291、不動産業、9.63%)、電通グループ(4324、サービス業、9.49%)といった具合に、特定業種に偏らない広い保有銘柄群を構成しています。ニコンは精密機器の単独大口保有ではなく、こうした多岐にわたるバリュー株ポートフォリオの一角を占めていたと位置づけられます。

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーが5%以上を保有する主な銘柄
シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーが同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回のニコンを強調)

ニコン株主構成での位置づけと競争関係

ニコンの大量保有報告書提出者を見ると、筆頭はエシロールルックスオティカの19.61%で、これに三菱UFJフィナンシャル・グループ(5.34%)、三井住友信託銀行(5.26%)、野村アセットマネジメント(5.22%)、野村證券(5.05%)が続きます。シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーの4.98%はこれら主要株主の直下に位置しており、今回の売却後は5%超保有者のグループから外れることになります。金融機関や大型資産運用会社がひしめく株主構成の中で、一定の影響力を保ちながらも段階的に身を引いていく選択をしたと見えます。

ニコンに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
ニコンに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回のシルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーを強調)
ニコン(7731)株価推移(直近3ヶ月)
ニコン(7731)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/07

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#EDINET#売り
この記事を共有XでポストLINEで送る

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーとはどんな投資家?

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーは「アクティビスト」に分類される投資家です。経営への関与や株主提案を目的とするファンド。

シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピーの保有銘柄・比率推移を見る