
WOLVES HAND(194A)、J-STAR No.3 SS GP, Ltd.が保有比率2.06%に引き下げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 17.8億円(概算)
- 保有比率
- 2.06%(前回 15.45%)
- 前回比
- −13.39pt
- 保有目的(開示原文より)
- 発行者の企業価値及び株式価値の向上を目指すこと
- 平均取得単価(開示ベース)
- 559.6円(164,198株)
- 譲渡の相手方(開示原文より)
- 野村證券株式会社(市場外・1株1,697.7円 × 1,011,700株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/15)
- 1,729円
- 直近(2026/09/16)
- -4.3%1,655円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この開示で何が起きた?
2026/09/15、J-STAR No.3 SS GP, Ltd.がWOLVES HAND(194A)の 保有比率を15.45%から2.06%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。譲渡の相手方は野村證券株式会社(1株1,697.7円)です。
シンガポール拠点のプライベートエクイティファンド・J-STAR No.3 SS GPが、動物病院運営のWOLVES HAND(194A)の保有比率を大幅に引き下げました。2026年9月9日に野村證券を相手方とする相対取引で1,011,700株を1株1,698円で譲渡し、保有比率は2.06%となっています。この売却により、同ファンドはWOLVES HANDの重要な大株主の地位から段階的に撤退する局面を迎えています。
WOLVES HANDは関東・関西・沖縄で高度医療対応の動物病院を運営しており、トリミングサロンや獣医療教育など周辺事業も展開する企業です。2.06%の保有は発行済株式数7,974,000株の中では限定的ですが、今回の売却前には15%を超える大量の保有を行っていました。
短期間での大幅な持ち株削減
J-STAR No.3 SS GPの保有比率は前回開示から13.39ポイントもの低下となりました。同ファンドが関連各社を通じてWOLVES HANDに投資してきた規模を考えると、この減少幅は投資方針の大きな転換を示唆しています。推定売却金額は17.8億円に及び、単なる部分的なリバランスではなく、ポジションの大幅な整理であることは明らかです。
取引は市場外での相対取引として実行されました。機関投資家である野村證券が譲渡先となったことで、個別銘柄の投資判断を伴わない流動性提供の性質が強い取引と考えられます。※推測: 同ファンドの運用段階の転換に伴い、既存ポジションの段階的な現金化が進められている可能性があります。
J-STAR傘下での他銘柄への投資状況
J-STARのシリーズは複数のファンドから構成されており、WOLVES HANDには同じグループの別ファンド(No.3 JF GP、No.3 GF GP、No.3 JC GP)も投資しています。これらの他ファンドの保有比率は0.88~1.07%の範囲にあり、今回売却したNo.3 SS GPのポジション削減後もグループ全体では1,000株超の保有を維持する構図です。
同グループが特定銘柄への複数層のファンド投資を行う構造は、当初投資の規模や重要度、あるいは異なるファンドの投資タイミングや戦略を反映しています。No.3 SS GPが大幅に撤退する一方で、他のファンドが残存する配置は、グループ内での投資責任の分散または段階的な出口戦略の一環と考えられます。
WOLVES HANDの株主構成における位置づけ
開示日時点で保有比率が最も高いのは野村アセットマネジメント(5.02%)です。J-STAR No.3 SS GPの2.06%はこれより低く、野村アセットマネジメントに次ぐ保有ですが、単一ファンドとしての規模は筆頭株主と同等のレベルにあります。同ファンドのポジション削減後、野村アセットマネジメントがWOLVES HANDの実質的な最大個別保有者としての位置づけをより強化することになります。

その他のJ-STAR傘下ファンドを合算しても全体で約3.83%となり、グループ全体としてもWOLVES HANDへの投資エクスポージャーは着実に低下する方向にあります。
開示日時点での株価水準と株主の出口タイミング
J-STAR No.3 SS GPが売却した価格は1株1,698円。開示日時点のWOLVES HAND株価は1,758円であり、売却は株価が比較的高い水準で実行されたと言えます。また52週レンジ内での位置が57%という数字は、この銘柄が直近1年間の値動き幅の中でやや上寄りの水準にあったことを示しています。
PER 43.9倍、PBR 4.84倍という指標は、動物病院・ペット関連事業の成長性に対する市場の評価が反映された水準です。ペット関連産業の高い収益性期待がこうした評価をもたらしており、J-STAR No.3 SS GPはそうした相対的に高い株価環境での減持を選択したことになります。
投資ファンドの保有目的と資金調達
報告書の記載によれば、保有目的は「発行者の企業価値及び株式価値の向上を目指すこと」とされています。これは典型的なPEファンドの投資目的を反映した表現です。取得資金9,188万円という記載からは、当初の投資が限定的な規模で開始されたことが分かります。
この額は売却による回収想定額17.8億円と比較すると大きな差があり、相応のキャピタルゲインを獲得しての出口戦略と見られます。※推測: 投資段階での当初目標リターン達成に向けた段階的な現金化が進行している可能性があります。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/15)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
J-STAR No.3 SS GP, Ltd.とはどんな投資家?
J-STAR No.3 SS GP, Ltd.は「PE・メザニンファンド」に分類される投資家です。プライベートエクイティ・バイアウト・メザニンファンド。
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