熊谷組(1861)、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が保有比率7.59%に引き下げ|大量保有報告書

熊谷組(1861)、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が保有比率7.59%に引き下げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
30.4億円(概算)
保有比率
7.59%(前回 8.94%)
前回比
−1.35pt
保有目的(開示原文より)
純投資
投資信託契約、投資一任契約に基づく運用を目的として保有するもの。 証券投資信託及び投資一任契約において、株券等の取得・処分の権限を有するもの。

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/24)
1,319円
直近(2026/10/02)
-5.8%1,243円
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された6件の開示(2025/03/21〜2026/09/24)の保有比率です。

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社による熊谷組の保有比率の推移9.46%7.59%2025/03/212026/09/24

この開示で何が起きた?

2026/09/24、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が熊谷組(1861)の 保有比率を8.94%から7.59%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。

金融機関の定期的な報告では、市場との売買を通じて保有比率が変動することは珍しくありません。三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が熊谷組(1861)の保有比率を7.59%に引き下げたことが大量保有報告書で明らかになりました。同社はグループの資産運用部門として、信託契約や投資一任契約に基づいて複数の顧客資産を運用しています。熊谷組は土木工事から建築工事、機械装置工事まで手がける総合建設会社で、この7.59%という保有比率は同社の発行済株式の相応の規模を占める大株主の地位にあります。

1年半で保有比率を1.35ポイント引き下げ

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が熊谷組を保有し始めたのは2025年3月でした。初回開示時の保有比率は9.46%だったため、約1年半で1.35ポイント圧縮した計算になります。この間に6回にわたる報告が積み重ねられており、段階的な売却が進行してきたことが伺えます。9月15日時点での保有株数は1,314万株を超えており、引き続き大口株主としてのポジションは維持されたままです。

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社による熊谷組の保有比率の推移
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が熊谷組について提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

リート投資に軸足を置く運用方針

同社が5%以上を保有する295銘柄を規模順に見ると、上位にはいずれもリート(不動産投資信託)が並びます。平和不動産リート投資法人(17.95%)、ヒューリックリート投資法人(15.83%)、CREロジスティクスファンド投資法人(12.98%)、NTT都市開発リート投資法人(11.9%)が筆頭級の保有先です。一方、上場株式ではテンバーガーの大阪チタニウムテクノロジーズ(非鉄金属、12.44%)が目立つ程度で、個別株への投資比重は相対的に低くなっています。熊谷組への投資も、この運用方針の中では周辺的な位置づけと言えます。

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が5%以上を保有する主な銘柄
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回の熊谷組を強調)

筆頭株主・住友林業に大きく出遅れ

熊谷組の株主構成を見ると、住友林業が15.86%で筆頭株主の地位にあります。三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が7.59%まで引き下げた今、その立場は第2位級です。海外資産運用会社のキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(6.22%)とアセットマネジメントOne(5.69%)、個人株主の片山篤(5.61%)がその後に続きます。※推測: 大株主による持ち株数の調整が続く中で、熊谷組の支配構造がどう推移するかは、今後の経営方針にも影響を与える可能性があります。

熊谷組に大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
熊谷組に大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回の三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社を強調)

割安さと値動きの限定性

開示日時点の熊谷組の株価は1,327円で、PER(株価収益率)が11.3倍、PBR(株価純資産倍率)が1.20倍でした。業界水準や市場全体との相対比較がなければ割安・割高の判断は難しいものの、これらの倍率は一般的には低めの水準です。一方、52週レンジ内の位置が19%という数字は、この1年間の値動きの中でも株価が安値圏に近い状況を示しています。ここでの売却は、保有コストが高い環境下での戦略的なポジション調整と考えられます。

運用資産の一部としての投資

報告書に記載された保有目的は「投資信託契約、投資一任契約に基づく運用を目的として保有する」とされています。同社は証券投資信託や投資一任契約において、株式の取得・処分の判断権を有する立場です。つまり、この保有と売却は顧客資産運用の一環であり、金融機関の経営判断や政策保有ではなく、信託受益者ら顧客利益に基づいた運用取引の一部として位置づけられます。

熊谷組(1861)株価推移(直近3ヶ月)
熊谷組(1861)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/24)

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

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三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社とはどんな投資家?

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社は「国内アセットマネジメント」に分類される投資家です。メガバンク・保険系列の伝統的な資産運用会社(信託銀行の信託口を含む)。

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