クラレ(3405)、野村證券株式会社が保有比率8.1%に引き上げ|大量保有報告書

クラレ(3405)、野村證券株式会社が保有比率8.1%に引き上げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
55.8億円(概算)
保有比率
8.1%(前回 7.05%)
前回比
+1.05pt
保有目的(開示原文より)
純投資
証券業務に係る商品在庫、及び累積投資業務の運営目的として保有している。 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 信託財産の運用として保有している。

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/24)
1,804円
直近(2026/10/01)
-0.5%1,795円
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された8件の開示(2025/03/21〜2026/09/24)の保有比率です。

野村證券株式会社によるクラレの保有比率の推移5.73%8.1%2025/03/212026/09/24

この開示で何が起きた?

2026/09/24、野村證券株式会社がクラレ(3405)の 保有比率を7.05%から8.1%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。

大量保有報告書の開示では、金融機関が定期的に報告義務を果たす特例報告も多く含まれます。クラレ(3405)について、野村證券株式会社が保有比率を8.1%まで引き上げたことが報告書で明らかになりました。野村證券は国内最大手の証券会社です。クラレはポバール樹脂、合成繊維、プラスチックフィルムなど化学製品の製造販売を手がける化学メーカーで、保有比率8.1%は発行済株式の約8分の1に相当する大きなポジションです。

1年半で2.37ポイント積み上げた保有比率

野村證券がクラレ株を初めて報告したのは2025年3月21日で、その時点の保有比率は5.73%でした。今回は8回目の開示となり、1年半の間に2.37ポイント保有比率を上げています。報告義務発生日が9月15日で、開示日が9月24日という短期間での報告であり、直近の取得により保有比率が1.05ポイント増加した形です。大手証券会社による段階的な保有の積み上げが、この期間を通じて継続していたことが分かります。

野村證券株式会社によるクラレの保有比率の推移
野村證券株式会社がクラレについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

化学業界に集中した大型ポートフォリオの一部

野村證券は同時点で226銘柄について5%以上の保有比率を報告していますが、その中でもクラレは中堅クラスの位置づけです。保有比率が高い銘柄を見ると、デンカ(13.06%)やデクセリアルズ(12.88%)といった化学業界の企業が上位を占めています。これら化学メーカーの保有比率はいずれもクラレより高く、野村證券は化学セクターに対して集中的なポジションを構築しているとみられます。機械や電気機器の大型保有(日本製鋼所15.22%、太陽誘電15.14%)も存在し、業界横断的なポートフォリオの中でクラレは成長段階にある投資先の一つと位置づけられるでしょう。

野村證券株式会社が5%以上を保有する主な銘柄
野村證券株式会社が同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回のクラレを強調)

クラレの株主構成における野村證券の存在感

クラレについて5%以上の保有比率を報告している投資家の中で、野村證券は最大級の大株主です。野村アセットマネジメント(5.82%)がこれまで最大でしたが、今回の取得により野村證券(8.1%)がその立場を上回りました。三井住友トラスト・アセットマネジメント(5.34%)や三井住友信託銀行(5.31%)、ブラックロック・ジャパン(5%)といった運用会社や信託銀行も保有していますが、野村證券は明らかに一段階大きなポジションを持つ主要株主となっています。

クラレに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
クラレに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回の野村證券株式会社を強調)

推定55.8億円の買い増しが意味するもの

今回の報告書から推定される取得金額は55.8億円で、開示時点のクラレの株価は1,763円でした。報告書の保有目的欄には「証券業務に係る商品在庫」「累積投資業務の運営目的」「信託財産の運用」といった複数の目的が記載されており、野村證券がグループ全体の様々な事業を通じて保有していることが分かります。これは証券会社が自社商品や顧客向け投資信託の構成銘柄として、戦略的に保有を続けているパターンとみられます。※推測:証券会社としての投資商品の充実と、顧客資産の運用先としてクラレへの投資ウェイトを継続的に高めている可能性があります。

株価指標が示す投資判断の背景

開示時点でクラレのPERは37.5倍、PBRは0.73倍という水準でした。PERが高いということは利益に対して株価が高く評価されている状態を示し、一方PBRが0.73倍と1倍を下回る点は、账面資産に対して株価が割安に評価されていることを示しています。52週レンジ内での位置置が59%という点は、過去1年間の安値から高値への変動幅の中で、現在の株価がおおむね中盤よりやや上の水準にあることを意味しており、緩やかな上昇トレンドを描いていたと考えられます。

クラレ(3405)株価推移(直近3ヶ月)
クラレ(3405)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/24)

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#EDINET
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野村證券株式会社とはどんな投資家?

野村證券株式会社は「日系証券銀行」に分類される投資家です。日本の証券会社・銀行本体(資産運用子会社ではなく本体としての保有)。

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