
インフォマート(2492)、Oasis Management Company Ltd.が保有比率20.13%に引き上げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 21.7億円(概算)
- 保有比率
- 20.13%(前回 19%)
- 前回比
- +1.13pt
- 保有目的(開示原文より)
- 経営参加提出者は、発行者の中長期的な企業価値に関連すると考える成長戦略、AI及びデータの活用、価格戦略、プロダクトポートフォリオ等の事項について、発行者との対話を開始している。提出者による提案の目的は、発行者の経営陣との間で、経営方針について意見交換を行い、説明を求めることを通じて、建設的な対話を継続し、経営陣の方針及び企業戦略について理解を深めるための基礎を築くことにより、発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレート・ガバナンスを改善することにある。上記の目的の下、提出者は、金融商品取引法施行令(以下「施行令」という。)第14条の8の2第1項第1号(重要な財産の処分)、第4号(特定の者の役員への選任)、第5号(役員の構成の重要な変更(役員の数に係る重要な変更を含む。))、第7号(事業の一部の廃止)に関する事項について、発行者に対して提案を行っている。また、上記の目的の下、提出者は、報告義務の発生日時点において、今後12か月の間に、施行令第14条の8の2第1項第1号(重要な財産の処分)、第3号(代表取締役及び代表執行役の選定及び解職)、第4号(特定の者の役員への選任)、第5号(役員の構成の重要な変更(役員の数に係る重要な変更を含む。))、第6号(吸収合併(吸収合併消滅会社となるもの)、株式交換(株式交換完全子会社となるもの)、及び主要な事業の会社分割)、第7号(事業の一部の譲渡、譲受け及び廃止)、第10号(発行する有価証券の取引所金融商品市場への上場の廃止)及び第12号(株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第4号(発行者以外の者による発行者の株券の取得であって、当該取得後に、発行者以外の者が所有することになる議決権が過半数を超えることとなるもの))に関する事項について、発行者に対して提案を行う予定である。提出者は報告義務の発生日時点において、ポートフォリオ投資の一環として、市場内外の取引を通じて発行者の普通株式の株券等保有割合を100分の5を超える割合増加させる行為(以下「5%超取得行為」という。)を予定している。ただし、5%超取得行為は、発行者の普通株式の市場価格が割安と判断される水準にあること及びその他の条件に左右され、それらの条件を勘案して行う予定である。なお、取得価格、数量、時期などの具体的な条件については引き続き検討中である。5%超取得行為の実行には当局への届出又は当局による承認が必要となる場合がある。5%超取得行為は報告義務の発生日から3か月以内に行うことを予定しているが、上述の要因により当該3か月の期間以降に行われる可能性もある。
- 重要提案行為等(開示原文より)
- 詳細については、上記「(2)保有目的」に記載のとおりである。
- 平均取得単価(開示ベース)
- 544.1円(53,838,600株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/18)
- 713円
- 直近(2026/10/02)
- +3.5%738円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された15件の開示(2026/07/02〜2026/09/29)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/09/18、Oasis Management Company Ltd.がインフォマート(2492)の 保有比率を19%から20.13%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
香港拠点のアクティビストファンド、Oasis Management Company Ltd.がインフォマート(2492)の保有比率を20.13%まで引き上げました。飲食店向けの発注・決済プラットフォームや食材調達支援を手がけるインフォマートに対し、同ファンドは前回開示から1.13ポイント増やし、時価総額の一角を占める主要株主になっています。
2ヶ月半で15ポイント超を積み上げた集中買い
Oasis Managementは2026年7月2日に5.07%の保有を初めて報告し、その後14回の開示を重ねてきました。初回から今回までで保有比率は15.06ポイント上昇し、わずか2ヶ月半で大手株主へと成長しています。この段階的な買い増しは、同社が単なる投資ポジション構築ではなく、経営への関与を段階的に深めていく姿勢を映しています。推定取得金額は21.7億円で、報告書に記載された合計取得資金293.0億円のうち、インフォマート買い付けはその一部を占めています。

経営戦略との対話を掲げた保有目的
報告書の保有目的欄で、Oasis Managementは「発行者の中長期的な企業価値に関連すると考える成長戦略、AI及びデータの活用、価格戦略、プロダクトポートフォリオ等の事項について、発行者との対話を開始している」と記載しています。単に株価上昇を狙う投資ではなく、経営陣との意見交換を通じて「企業戦略について理解を深めるための基礎を築くことにより、発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレート・ガバナンスを改善する」ことを掲げています。これは経営改善を目指すアクティビスト投資の典型的な態度です。
複数の大株主がひしめく株主構成
インフォマート株主構成では、Oasis Managementが筆頭級の存在になりつつある状況がうかがえます。シンフォニー・ファイナンシャル・パートナーズが25.91%で最大株主ですが、第一ライフグループと第一生命ホールディングスが各15.06%、野村證券が5.11%で続きます。Oasis Managementの20.13%は第2位の規模となり、複数の大手機関投資家が株主構成に影響力を持つ状況が強まっています。

高い株価水準を背景にした買い増しの継続
開示日時点でインフォマートの株価は720円でした。PERは84.8倍、PBRは13.42倍と、いずれも相対的に高い水準を示しています。52週レンジ内の位置が100%という指標は、直近1年の値幅の中で株価が最高値ラインに位置していることを意味します。※推測:こうした高い株価水準の中でもOasis Managementが買い増しを続けるのは、足元の株価ではなく、経営改善による中長期的な企業価値向上の余地を見込んでいる可能性があります。

多業種ポートフォリオの一部としての位置づけ
Oasis Managementは5%以上を保有する銘柄が47社に上ります。同時点での上位保有銘柄を見ると、株式会社エス・エム・エス(サービス業、26.97%)、株式会社アインホールディングス(小売業、21.96%)、株式会社カカクコム(サービス業、19.52%)、サン電子株式会社(電気機器、18.45%)、ニッコンホールディングス株式会社(陸運業、17.67%)と続きます。インフォマートはサービス業に分類されていますが、同ファンドは業種や事業特性に関わらず、経営改善の余地がある企業を幅広く対象としている投資姿勢が伝わります。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/18)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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Oasis Management Company Ltd.とはどんな投資家?
Oasis Management Company Ltd.は「アクティビスト」に分類される投資家です。経営への関与や株主提案を目的とするファンド。
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