インフォマート(2492)、Oasis Management Company Ltd.が保有比率21.36%に引き上げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 23.3億円(概算)
- 保有比率
- 21.36%(前回 20.13%)
- 前回比
- +1.23pt
- 保有目的(開示原文より)
- 経営参加提出者は、発行者の中長期的な企業価値に関連すると考える成長戦略、AI及びデータの活用、価格戦略、プロダクトポートフォリオ等の事項について、発行者との対話を開始している。提出者による提案の目的は、発行者の経営陣との間で、経営方針について意見交換を行い、説明を求めることを通じて、建設的な対話を継続し、経営陣の方針及び企業戦略について理解を深めるための基礎を築くことにより、発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレート・ガバナンスを改善することにある。上記の目的の下、提出者は、金融商品取引法施行令(以下「施行令」という。)第14条の8の2第1項第1号(重要な財産の処分)、第4号(特定の者の役員への選任)、第5号(役員の構成の重要な変更(役員の数に係る重要な変更を含む。))、第7号(事業の一部の廃止)に関する事項について、発行者に対して提案を行っている。また、上記の目的の下、提出者は、報告義務の発生日時点において、今後12か月の間に、施行令第14条の8の2第1項第1号(重要な財産の処分)、第3号(代表取締役及び代表執行役の選定及び解職)、第4号(特定の者の役員への選任)、第5号(役員の構成の重要な変更(役員の数に係る重要な変更を含む。))、第6号(吸収合併(吸収合併消滅会社となるもの)、株式交換(株式交換完全子会社となるもの)、及び主要な事業の会社分割)、第7号(事業の一部の譲渡、譲受け及び廃止)、第10号(発行する有価証券の取引所金融商品市場への上場の廃止)及び第12号(株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令第16条第4号(発行者以外の者による発行者の株券の取得であって、当該取得後に、発行者以外の者が所有することになる議決権が過半数を超えることとなるもの))に関する事項について、発行者に対して提案を行う予定である。提出者は報告義務の発生日時点において、ポートフォリオ投資の一環として、市場内外の取引を通じて発行者の普通株式の株券等保有割合を100分の5を超える割合増加させる行為(以下「5%超取得行為」という。)を予定している。ただし、5%超取得行為は、発行者の普通株式の市場価格が割安と判断される水準にあること及びその他の条件に左右され、それらの条件を勘案して行う予定である。なお、取得価格、数量、時期などの具体的な条件については引き続き検討中である。5%超取得行為の実行には当局への届出又は当局による承認が必要となる場合がある。5%超取得行為は報告義務の発生日から3か月以内に行うことを予定しているが、上述の要因により当該3か月の期間以降に行われる可能性もある。
- 重要提案行為等(開示原文より)
- 詳細については、上記「(2)保有目的」に記載のとおりである。
- 平均取得単価(開示ベース)
- 553.9円(57,129,800株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/29)
- 713円
- 直近(2026/10/01)
- +1.0%720円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された15件の開示(2026/07/02〜2026/09/29)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/09/29、Oasis Management Company Ltd.がインフォマート(2492)の 保有比率を20.13%から21.36%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
香港拠点のアクティビストファンド、Oasis Management Company Ltd.が、飲食店向けの発注・決済プラットフォームなどを展開するインフォマート(2492)の保有比率を21.36%まで引き上げました。9月29日に提出された大量保有報告書で明らかになった数字です。この保有比率は、同社の発行済株式の約5分の1に相当します。
7月からの3か月弱で積み上げた20%超のポジション
Oasis Managementの同社への保有は今年7月から始まりました。初回開示時の保有比率は5.07%でしたが、その後15回の開示を重ねながら段階的に買い増しを進め、今回の21.36%に到達しました。初回比較では16ポイント超の上昇です。特に前回の開示から今回までの間に、保有比率は1.23ポイント上昇しており、買い増しペースは緩やかになっています。推定取得金額は23.3億円で、開示日時点の株価は712円でした。

多業種の大型保有を構える投資ファンド
Oasis Managementは国内上場企業47銘柄で5%以上を保有しており、インフォマートはその中でも中位の保有規模です。保有比率が高い銘柄の顔ぶれを見ると、サービス業のエス・エム・エス(26.97%)、小売業のアインホールディングス(21.96%)、サービス業のカカクコム(19.52%)など、業種を横断した多様なポートフォリオを構成しています。電気機器のサン電子(18.45%)や陸運業のニッコンホールディングス(17.67%)も保有対象で、特定の業種に集中しない幅広い投資アプローチが特徴です。

インフォマートの株主構成での立場
インフォマート株主の中でOasis Managementは筆頭級の位置にあります。最大株主はシンガポール拠点のシンフォニー・フィナンシャル・パートナーズで25.91%、次いで第一ライフグループと第一生命ホールディングスがそれぞれ15.06%を保有しています。Oasis Managementの21.36%はこれらに次ぐ規模で、株主構成を大きく左右する勢力です。

割高感のある株価水準での継続買い増し
開示日時点でのインフォマートの株価指標は、PERが154.1倍、PBRが13.27倍という高い水準を示しています。52週の値動きレンジ内では98%の位置にあり、この間の最高値水準近くでの推移です。こうした割高な価格帯の中でもOasis Managementが買い増しを続けている点は、株価水準よりも経営方針や企業戦略の観点から関心を持っていることを示唆しています。※推測: 中長期的な企業改革を通じて企業価値の向上を目指す意向が強い可能性があります。
経営との対話を重視した建設的な関与姿勢
報告書の保有目的欄には、Oasis Managementが「発行者の中長期的な企業価値に関連すると考える成長戦略、AI及びデータの活用、価格戦略、プロダクトポートフォリオ等の事項について、発行者との対話を開始している」と記されています。単なる財務的な投資ではなく、経営陣との間で経営方針についての意見交換を通じて、コーポレート・ガバンスの改善と企業価値向上を図ることが目的だという立場です。買い増しに充当した資金は合計316.4億円で、広範なポートフォリオ運営の一部として位置づけられています。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/29)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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Oasis Management Company Ltd.とはどんな投資家?
Oasis Management Company Ltd.は「アクティビスト」に分類される投資家です。経営への関与や株主提案を目的とするファンド。
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