第一三共(4568)、ブラックロック・ジャパン株式会社が保有比率7.97%に引き上げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 299.6億円(概算)
- 保有比率
- 7.97%(前回 7.39%)
- 前回比
- +0.58pt
- 取引企業
- ブラックロック・ジャパン株式会社
- 保有目的(開示原文より)
- 純投資純投資(投資信託等の資産運用目的) 純投資(顧客および投資信託等の資産運用目的) 純投資(投資一任契約に基づく顧客の資産運用および投資信託約款に基づく資産運用目的)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/17)
- 2,933円
- 直近(2026/10/02)
- -7.6%2,709円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この開示で何が起きた?
2026/09/17、ブラックロック・ジャパン株式会社が第一三共(4568)の 保有比率を7.39%から7.97%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
金融機関の定期的な報告では保有比率が緩やかに変動することもあり、1回の報告だけでは投資判断につながらないことが多いです。ただし今回、ブラックロック・ジャパン株式会社が第一三共(4568)の保有比率を7.97%まで引き上げたことが、大量保有報告書で明らかになりました。世界最大規模の資産運用会社BlackRockの日本法人による取得です。
第一三共は医療用医薬品と一般用医薬品の両分野で事業を展開する大手製薬企業です。ブラックロック・ジャパンが約148億株を保有することは、時価総額ベースで同社の大きな一角を占める立場にあります。
積み上げてきた保有ポジションの規模
今回の保有比率7.97%は、過去の開示から0.58ポイント増加した結果です。この段階的な積み上げは、単発の取得ではなく継続的な買い増しの過程を示しています。推定取得金額は299.6億円にのぼります。
ブラックロック・ジャパンは複数の銘柄に対して5%以上の保有比率を維持する大口投資家です。時点の他の主要保有銘柄は、大林組(1802、建設業、10.25%)、富士通(6702、電気機器、9.99%)、日本ビルファンド投資法人(8951、9.79%)、ENEOSホールディングス(5020、石油・石炭製品、9.78%)、三井不動産(8801、不動産業、9.61%)で、224銘柄中これら上位クラスの保有先です。建設業、電機、不動産、エネルギーといった異なる業種への広い配置が見られ、業種集中による偏りは限定的です。

株主構成での位置づけ
第一三共の報告済み大株主の中では、ブラックロック・ジャパンの7.97%は最大級の位置付けです。他の主要株主は三井住友トラスト・アセットマネジメント(5.36%)、日本生命保険(4.44%)、キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(3.83%)、みずほ銀行(3.25%)で、ブラックロック・ジャパンの保有はこれらを大きく上回ります。

複数の海外・国内の資産運用機関や保険会社が分散して保有する構図の中で、ブラックロック・ジャパンは突出した大株主の立場にあります。※推測: グローバルな資産配分の中で、日本の大型医薬品銘柄に対して段階的に地位を固めている可能性があります。
株価水準と保有目的から見える運用姿勢
取得時点の株価は2,839円で、PER 11.2倍、PBR 4.59倍という水準にありました。52週レンジの中では下から26%の位置で、価格的には底値圏から中値圏への上昇の途中にあたります。
報告書に記載された保有目的は「純投資」で、複数の記載があります。内容は顧客および投資信託等の資産運用目的、投資一任契約に基づく顧客の資産運用目的、投資信託約款に基づく資産運用目的です。これらは、ブラックロック・ジャパンが顧客から預かった資金や投資信託を通じた運用の一環として、第一三共を組み入れていることを意味します。経営参与や長期的な議決権行使戦略ではなく、ポートフォリオ構成の一部としての保有であることが示されています。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/17)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
ブラックロック・ジャパン株式会社とはどんな投資家?
ブラックロック・ジャパン株式会社は「外資系伝統運用会社」に分類される投資家です。海外に拠点を置く大手の分散型資産運用会社。
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