
FFRIセキュリティ(3692)、GMOインターネットグループ株式会社が保有比率9.17%に引き上げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 10億円(概算)
- 保有比率
- 9.17%(前回 7.53%)
- 前回比
- +1.64pt
- 保有目的(開示原文より)
- 純投資純投資(投資収益の獲得を目的とする)
- 平均取得単価(開示ベース)
- 5,506円(750,800株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/24)
- 7,730円
- 直近(2026/10/02)
- -1.7%7,600円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された5件の開示(2026/08/26〜2026/09/24)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/09/24、GMOインターネットグループ株式会社がFFRIセキュリティ(3692)の 保有比率を7.53%から9.17%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
FFRIセキュリティ(3692)への取得を発表したのはGMOインターネットグループ株式会社で、大量保有報告書の提出は今回が5度目となります。同社はインターネット関連事業を展開する上場企業グループで、レジストラやホスティング、暗号資産取引所などを手掛けています。今回の報告書で明かされたのは、保有比率が9.17%に達したということです。FFRIセキュリティはサイバーセキュリティ製品の研究開発・販売が主力で、未知のマルウェアや脆弱性攻撃を検知防御する「FFRI yarai」などの純国産技術を核に、官公庁を含む幅広い顧客に対応しています。発行済株式数818万株のうち約75万株を保有することで、時価総額の一角を占める大株主となりました。
8月下旬からの3週間で段階的に買い増し
GMOインターネットグループによるこの銘柄への関心は比較的最近に始まったものです。最初の開示は8月26日で、そのときの保有比率は5.03%でした。それから約1カ月かけて段階的にポジションを積み上げ、今回9月24日の開示時点で9.17%となっており、初回開示からは4.14ポイント増加しています。すでに5回の報告義務が発生しており、特に最後の段階では1.64ポイント上昇するかたちで、比較的スピーディーに買い進んでいることがうかがえます。

インターネット・情報通信事業に集中する投資姿勢
GMOインターネットグループが同時点で5%以上を保有している銘柄は全7銘柄に上ります。最大はGMOコマース(サービス業、69.63%)であり、次点はGMOプロダクトプラットフォーム(情報・通信業、67.8%)、プライム・ストラテジー(情報・通信業、62.36%)と続いています。GMOインターネット(サービス業、60.52%)やGMOペパボ(情報・通信業、57.41%)も同程度の保有比率です。これらは同グループが設立・育成した関連会社や事業子会社が大半を占める構図で、60%超の支配的な保有関係にあるものが多いのに対し、FFRIセキュリティへの9.17%は性質が異なります。既存保有グループとの位置づけからみても、FFRIセキュリティは純投資に近い取得と考えられます。
保有目的は純投資、40億円超を自己資金で調達
報告書の保有目的欄には「純投資」と記載されており、投資収益の獲得を目的とする取得であることが明示されています。取得資金は自己資金41.3億円で、借入金は含まれていません。今回の推定取得金額が10.0億円であることから、複数回の取得トータルで相当な規模の資金を投じていることになります。通常のグループ関連会社への支配的投資とは異なり、経営参加ではなく純粋な投資対象として位置づけられている点が特徴です。

大株主は創業者が21%超、競争環境での位置づけ
FFRIセキュリティの筆頭株主は鵜飼裕司氏で21.57%の保有比率です。GMOインターネットグループの9.17%はこれに次ぐ第二位の大株主となり、両者の保有で合計30%を超えています。その他の報告義務対象者としてはモルガン・スタンレーMUFG証券が2.63%を保有するにとどまり、FFRIセキュリティの株主構成では創業者と今回参入したGMOインターネットグループの両者が支配力を持つ構図です。

高いバリュエーションの環境での取得
開示時点のFFRIセキュリティの株価は7,730円で、決算ベースでのPER(株価収益率)は55.6倍、PBR(株価純資産倍率)は16.18倍という数値です。PER55倍はテクノロジー企業でも高水準であり、成長性に対する市場の期待が大きいことが反映されています。52週レンジ内での株価位置は38%で、この1年の安値と高値のちょうど中間よりやや安値側での取得となりました。※推測:セキュリティ需要の高まりと同社の先読み防御技術への評価が、GMOインターネットグループの投資判断を支えたと考えられます。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/24)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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GMOインターネットグループ株式会社とはどんな投資家?
GMOインターネットグループ株式会社は「事業会社」に分類される投資家です。金融業ではない一般の事業会社(国内外問わず)。
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