エムスリー(2413)、Oasis Management Company Ltd.が保有比率8.46%に引き上げ|大量保有報告書

エムスリー(2413)、Oasis Management Company Ltd.が保有比率8.46%に引き上げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
122.2億円(概算)
保有比率
8.46%(前回 7.4%)
前回比
+1.06pt
保有目的(開示原文より)
提出者は、発行者の中長期的な企業価値に資する事項について発行者との対話を行っている。提出者による提案の目的は、発行者の経営陣との間で、経営方針について意見交換を行い、提出者の提案する事項の一部または全部の実行を通して発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレート・ガバナンスを改善することにある。提出者は、発行者におけるコーポレートガバナンスの改善及び発行者の企業価値と株主価値の保護、向上を目的として、金融商品取引法施行令(以下「施行令」という。)第14条の8の2第1項第10号(発行する有価証券の取引所金融商品市場への上場の廃止)及び第12号(株券等の大量保有の状況の開示に関する内閣府令(以下「大量保有府令」という。)第16条第1号(資本政策に関する重要な変更)及び第4号(発行者以外の者による発行者の株券の取得であって、当該取得後に、発行者以外の者が所有することになる議決権が過半数を超えることとなるもの))に関する事項について、発行者に対して提案を行っている。提出者は、発行者におけるコーポレートガバナンスの改善及び発行者の企業価値と株主価値の保護、向上を目的として、今後12か月の間に、施行令第14条の8の2第1項第3号(代表取締役の解職)、第4号(特定の者の役員への選任)、第5号(役員の構成の重要な変更(役員の数に係る重要な変更を含む。))、第7号(事業の一部の譲渡、譲受け及び休止)、第8号(配当に関する方針の重要な変更)、第10号(発行する有価証券の取引所金融商品市場への上場の廃止)及び第12号(大量保有府令第16条第1号(資本政策に関する重要な変更)及び第4号(発行者以外の者による発行者の株券の取得であって、当該取得後に、発行者以外の者が所有することになる議決権が過半数を超えることとなるもの))に関する事項について、発行者に対して提案を行う予定である。提出者は報告義務の発生日時点において、ポートフォリオ投資の一環として、市場内外の取引を通じて発行者の普通株式の株券等保有割合を100分の5を超える割合増加させる行為(以下「5%超取得行為」という。)を予定している。ただし、5%超取得行為は、発行者の普通株式の市場価格が割安と判断される水準にあること及びその他の条件に左右され、それらの条件を勘案して行う予定である。なお、取得価格、数量、時期などの具体的な条件については引き続き検討中である。5%超取得行為の実行には当局への届出又は当局による承認が必要となる場合がある。5%超取得行為は報告義務の発生日から3か月以内に行うことを予定しているが、上述の要因により当該3か月の期間以降に行われる可能性もある。
重要提案行為等(開示原文より)
詳細については、上記「(2)保有目的」に記載のとおりである。
平均取得単価(開示ベース)
1,646.6円(57,451,700株)

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/25)
1,768円
直近(2026/10/01)
+1.8%1,799円
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された4件の開示(2026/08/10〜2026/09/25)の保有比率です。

Oasis Management Company Ltd.によるエムスリーの保有比率の推移5.03%8.46%2026/08/102026/09/25

この開示で何が起きた?

2026/09/25、Oasis Management Company Ltd.がエムスリー(2413)の 保有比率を7.4%から8.46%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。

医療従事者向けの情報プラットフォームを運営するエムスリー(2413)に対し、香港拠点のアクティビストファンド、Oasis Management Company Ltd.が保有比率を8.46%まで引き上げました。大量保有報告書の提出から、同ファンドが約122.2億円を投じて買い増したことが明らかになりました。医療関連デジタルサービス大手の大型株において、8.46%は時価総額の大きな一角を占める筆頭級の株主ポジションです。

8月以降、3カ月で保有比率を3ポイント以上積み増し

Oasis Management Company Ltd.による今回の取得は単一の購入ではなく、段階的な買い増しの最新段階です。同ファンドは8月10日の初回開示時点で5.03%の保有比率を報告しており、今回の8.46%に至るまでの3.43ポイント上昇の過程で複数回の報告書を提出してきました。今回は9月15日時点での保有状況を9月25日に開示したもので、約1.06ポイントの増加が直近の取得を示しています。短期間での着実な積み増しは、同ファンドがエムスリーへの投資姿勢を段階的に強化していることを表します。

Oasis Management Company Ltd.によるエムスリーの保有比率の推移
Oasis Management Company Ltd.がエムスリーについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

医療・ヘルスケア領域に特化した買収戦略

Oasis Management Company Ltd.が同時点で5%以上保有している47銘柄のうち上位5銘柄を見ると、医療関連企業への集中投資が顕著です。エス・エム・エス(2175、サービス業、26.97%)、アインホールディングス(9627、小売業、22.24%)、インフォマート(2492、サービス業、20.13%)といった医療・ヘルスケア関連事業者を大口保有しています。カカクコム(2371、サービス業、19.52%)も含まれ、同ファンドは医療従事者向けの情報提供というエムスリーの事業領域と親和性の高い企業群を支配的株主として保有しています。※推測: これらの投資を通じて医療デジタル市場全体での影響力構築を進めている可能性があります。

Oasis Management Company Ltd.が5%以上を保有する主な銘柄
Oasis Management Company Ltd.が同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回のエムスリーを強調)

野村證券グループに次ぐ筆頭級の大株主に浮上

エムスリーの大量保有報告書による株主構成では、野村證券株式会社が6.25%、野村アセットマネジメント株式会社が6%を保有する一方、今回のOasis Management Company Ltd.の8.46%はこれを上回る規模です。ブラックロック・ジャパン株式会社の4.65%と比較しても、明らかに大きなポジション上にあります。国内大手証券会社を除けば、エムスリーにおける最大級の株主となったことになります。

エムスリーに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
エムスリーに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回のOasis Management Company Ltd.を強調)

株価水準と保有目的が示す投資姿勢

開示時点のエムスリーの株価は1,730円、PERは23.9倍、PBRは2.84倍です。52週レンジ内の位置は30%で、この1年間の値動きの下位3割程度の水準にあります。報告書の保有目的欄には「中長期的な企業価値に資する事項について発行者との対話を行っている」と明記されており、単なる財務投資ではなく経営陣との対話を通じた企業価値向上を目指す経営参加型の立場が示されています。総取得資金は946.0億円に上り、複数銘柄への積極的な資本配分戦略の一環であることが伺えます。

エムスリー(2413)株価推移(直近3ヶ月)
エムスリー(2413)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/25)

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#EDINET
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Oasis Management Company Ltd.とはどんな投資家?

Oasis Management Company Ltd.は「アクティビスト」に分類される投資家です。経営への関与や株主提案を目的とするファンド。

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