
シーティーエス(4345)、Fidelity Management & Research Company LLCが保有比率2.21%に引き下げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 3.1億円(概算)
- 保有比率
- 6.6%(前回 5.83%)
- 前回比
- +0.77pt
- 保有目的(開示原文より)
- 純投資当該有価証券は、グループの資産運用および管理機能に関連して保有されているものです。 当該有価証券は、当社の投資運用および資産管理機能に関連して保有されています。 信託契約および投資一任契約に基づき顧客資産を運用する目的で保有。当該証券の名義は当社ではなく、顧客指定のカストディアンバンクの名義となります。
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/08/07)
- 821円
- 1ヶ月後(2026/09/08)
- +1.6%834円
- 直近(2026/10/01)
- +0.7%827円
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された2件の開示(2026/06/05〜2026/08/07)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/08/07、Fidelity Management & Research Company LLCがシーティーエス(4345)の 保有比率を5.83%から6.6%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
シーティーエス(4345)について、Fidelity Management & Research Company LLCが保有比率を2.21%まで引き下げたことが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。米フィデリティの投資運用会社本体による売却です。シーティーエスは建設現場向けにクラウドストレージ・映像・通信といった各種サービスを提供し、遠隔現場支援「サイトアシストパッケージ」も展開しており、建設業のデジタル化を支える企業です。2.21%の保有比率は開示日時点で821円の株価を踏まえると、同社の株式時価総額の相応の一角を占める大株主によるポジション調整を示しています。
3カ月で0.93ポイントの段階的な引き下げ
フィデリティが同社株の大量保有を開示したのは今回を含めて3回です。最初の開示は6月5日で、その時点の保有比率は1.33%でした。今回8月7日の開示で2.21%となっているため、この約2ヶ月間で0.88ポイント上昇してから、その後売却により0.93ポイント低下したことになります。単一の取引ではなく、複数の売却を通じて段階的にポジションを縮小させている動きが見えます。推定売却金額は3.1億円に相当します。
卸売業への集中度が目立つ他の主要保有銘柄
フィデリティが同時点で5%以上を保有している118銘柄のうち、保有比率が高い銘柄を見ると卸売業への傾斜が顕著です。日邦産業(9913)に17.87%、高速(7504)に10%、ナ・デックス(7435)に9.58%をそれぞれ保有しており、卸売業だけで3銘柄が最上位グループを占めています。このほか情報・通信業のプロシップ(3763、10%)、化学のパーカーコーポレーション(9845、9.99%)も保有していますが、卸売業への集中度の方が明らかに高くなっています。シーティーエスのようなサービス業への保有はこのポートフォリオの中では相対的に限定的な位置づけのようです。
シーティーエスの株主構成での位置づけ
シーティーエスに大量保有報告書を提出している投資家を見ると、FMR LLCが5.4%で筆頭株主格となっています。フィデリティの子会社であるFMRが5.4%保有し、フィデリティ・マネジメント本体が2.21%保有している状況です。これに続くのは株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの3.62%であり、フィデリティグループ全体の保有規模は圧倒的です。個人投資家の横島泰蔵は0.24%の保有にとどまっており、機関投資家による支配度が極めて高い構成になっています。
株価が直近52週で高値圏、割高感が強まる指標水準
開示日時点でのシーティーエスの株価指標を見ると、PER 27.6倍、PBR 2.63倍という水準です。52週レンジ内での位置は5%という数字で、この1年間の株価動きの中でもほぼ安値に近い位置にあることを示しています。PER 27倍超というのは同業他社と比較してみないと相対的な割安・割高の判断が難しい部分ですが、PBR 2.6倍を超える水準での保有を段階的に減らす判断は、利益成長よりも資産価値の膨らみの方が目立つタイミングでの調整として読むことができます。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/08/07)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
Fidelity Management & Research Company LLCとはどんな投資家?
Fidelity Management & Research Company LLCは「外資系伝統運用会社」に分類される投資家です。海外に拠点を置く大手の分散型資産運用会社。
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