アンリツ(6754)、野村證券株式会社が保有比率4.8%に引き下げ|大量保有報告書

アンリツ(6754)、野村證券株式会社が保有比率4.8%に引き下げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
42.7億円(概算)
保有比率
4.8%(前回 5.8%)
前回比
−1pt
保有目的(開示原文より)
純投資
証券業務に係る商品在庫として保有している。 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 信託財産の運用として保有している。

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/25)
3,400円
直近(2026/10/01)
+1.5%3,451円
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された3件の開示(2026/05/07〜2026/09/25)の保有比率です。

野村證券株式会社によるアンリツの保有比率の推移6.47%4.8%2026/05/072026/09/25

この開示で何が起きた?

2026/09/25、野村證券株式会社がアンリツ(6754)の 保有比率を5.8%から4.8%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。

金融機関の定期的な報告では、保有比率の増減が必ずしも投資判断の変化を反映するとは限りません。野村證券株式会社がアンリツ(6754)の保有比率を4.8%に引き下げたことが大量保有報告書で明らかになりました。野村證券は国内最大手の証券会社で、この銘柄に限定した売却です。アンリツは通信・計測機器メーカーで、無線通信システムの測定器や光通信機器などを製造・販売しています。保有比率4.8%は発行済株式数の約4.8分の1に当たり、時価総額の大きな一角を占める規模です。

5月から4か月で1ポイント以上縮小した保有比率

野村證券がアンリツを開示対象にしたのは今回を含め3回です。最初の開示は2026年5月7日で、その時点の保有比率は6.47%でした。今回の報告義務発生日は9月15日で、4か月余りの間に保有比率は1.67ポイント低下し、4.8%になったわけです。この売却規模は推定で42.7億円に達します。3回の開示を通じて、野村證券は段階的にこの銘柄のポジションを縮小してきたことになります。

野村證券株式会社によるアンリツの保有比率の推移
野村證券株式会社がアンリツについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

証券業務の商品在庫と信託運用が混在する保有形態

報告書の保有目的欄には複数の記載があります。「証券業務に係る商品在庫として保有」という記述が2件あり、野村證券の自己売買や顧客向け商品の在庫に相当する部分があることを示しています。同時に「信託財産の運用として保有」という記載もあり、信託商品経由の保有も含まれています。つまり、今回の売却は証券業務の一環として実行された、複数の目的が混在した取引だと考えられます。

233銘柄中で上位5銘柄とは比べものにならない比率

野村證券は同時点で5%以上を保有する銘柄が233銘柄にのぼります。その中でも保有比率が高い銘柄は、Chordia Therapeutics(190A、医薬品、22.82%)、日本製鋼所(5631、機械、15.22%)、太陽誘電(6976、電気機器、15.14%)、デンカ(4061、化学、13.06%)、デクセリアルズ(4980、化学、12.88%)といった顔ぶれです。これらと比較すると、アンリツへの4.8%の保有比率は相対的に低い位置づけにあります。

野村證券株式会社が5%以上を保有する主な銘柄
野村證券株式会社が同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回のアンリツを強調)

三井住友信託銀行との差が0.34ポイント、他の大型株主とも接近

アンリツの株主構成の中での野村證券の位置は、他の大型投資家と比べることで浮かび上がります。三井住友信託銀行が7.14%で筆頭株主の座を占める一方、野村アセットマネジメント(5.12%)とブラックロック・ジャパン(5.02%)が野村證券に続く形で保有しています。野村證券の4.8%は、これら複数の大型株主の保有比率に挟まれた中間的な規模です。今回の売却により、野村證券の影響力は5%超の大株主グループからの脱落に向かっています。

アンリツに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
アンリツに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回の野村證券株式会社を強調)

36.5倍のPERが示す相対的な株価評価

アンリツの業績指標は売却のタイミングを考える上で一つの参考になります。開示日時点のPERは36.5倍、PBRは3.21倍でした。PER36.5倍は、日本株市場の平均を上回る水準を示唆しています。52週レンジ内での位置が54%という数字は、この期間を通じて見た時にアンリツ株がおおむね中盤から上寄りのゾーンに置かれていたことを意味します。※推測:野村證券が保有比率を引き下げた時期における株価の相対的な強さが、売却判断の一要素となっていた可能性があります。

アンリツ(6754)株価推移(直近3ヶ月)
アンリツ(6754)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/25)

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

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野村證券株式会社とはどんな投資家?

野村證券株式会社は「日系証券銀行」に分類される投資家です。日本の証券会社・銀行本体(資産運用子会社ではなく本体としての保有)。

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