
IHI(7013)、キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーが保有比率7.75%に引き上げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 148.9億円(概算)
- 保有比率
- 7.75%(前回 7.25%)
- 前回比
- +0.5pt
- 保有目的(開示原文より)
- 純投資顧客である日本国外の投資信託のための純投資 顧客である機関投資家のための通常の業務としての純投資
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/25)
- 2,797円
- 直近(2026/10/02)
- -3.2%2,708円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された9件の開示(2025/10/22〜2026/09/25)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/09/25、キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーがIHI(7013)の 保有比率を7.25%から7.75%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
米大手投信グループCapital Groupの運用会社であるキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーが、重工業大手のIHI(7013)の保有比率を7.75%まで引き上げました。IHIは航空・防衛、船舶、プラント、機械など幅広い産業機器の製造・販売を手がける企業です。保有比率7.75%は発行済株式数からみて約8,400万株に相当し、同社の株式時価総額の一角を占める大株主となります。今回は保有比率が前回開示から0.50ポイント増加した変更報告書の提出です。
11ヶ月で2.58ポイント積み上げた段階的なポジション構築
キャピタル・グループがIHIへの投資を開始したのは2025年10月で、初回開示時の保有比率は5.17%でした。今回の7.75%までの間に10回の開示を行っており、約11ヶ月間で2.58ポイントの比率上昇を記録しています。段階的な買い増しによって時間をかけてポジションを構築してきたことが明らかです。2026年9月15日時点での保有株数は約8,389万株で、推定取得金額は148.9億円に達します。

化学銘柄への集中度が高い運用スタイル
キャピタル・グループは60銘柄以上で5%以上の保有比率を持つ大型資産運用会社です。同グループの保有銘柄の特徴を見ると、化学関連に大きく傾斜しています。レゾナック・ホールディングス(4004)11.62%、デクセリアルズ(4980)10.28%、中国塗料(4617)9.77%といった化学銘柄で特に高い比率を保有しているほか、小売業の良品計画(7453)10.33%やKOKUSAI ELECTRIC(6525)10.17%も上位に入ります。IHIへの7.75%保有は、同グループの保有銘柄の中では中程度の位置づけとなります。

ブラックロック・ジャパンに次ぐ大株主の座
IHIの株主構成では、ブラックロック・ジャパン株式会社が6.19%で最大の機関投資家です。キャピタル・グループの7.75%保有はこれを上回り、同社最大の外国投資家による大株主となりました。比較するとJPモルガン・アセット・マネジメント(4.93%)やみずほ銀行(4.39%)を大きく引き離しています。金融機関や海外投信勢による保有が相応に進行している構図が浮かび上がります。

PBR4.57倍の割高感の中での買い増し継続
開示日時点でIHIのPERは18.5倍、PBRは4.57倍となっています。特にPBRの4.57倍は、純資産に対して株価が4倍を超える水準です。52週チャート内では27%の位置付けであり、この1年間の値動きの中では下値圏にとどまっています。こうした株価指標の中でキャピタル・グループが段階的に保有を増やし続けている動きは、短期的な株価水準よりも中長期の事業価値評価に基づいた投資姿勢を示唆しています。
顧客資産の純投資による長期保有スタンス
大量保有報告書の保有目的欄には「顧客である日本国外の投資信託のための純投資」および「顧客である機関投資家のための通常の業務としての純投資」と記されています。これは経営参加や政策保有ではなく、顧客ファンド向けの資産運用目的であることを意味します。IHIのような大手重工業銘柄を複数の顧客ファンドで保有し続けることで、海外投資家による日本大型株への継続的な需要を映し出しています。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/25)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーとはどんな投資家?
キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーは「外資系伝統運用会社」に分類される投資家です。海外に拠点を置く大手の分散型資産運用会社。
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