メタプラネット(3350)、キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーが保有比率9.76%に引き下げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 42.1億円(概算)
- 保有比率
- 9.76%(前回 11.09%)
- 前回比
- −1.33pt
- 保有目的(開示原文より)
- 純投資顧客である日本国外の投資信託のための純投資
- 平均取得単価(開示ベース)
- 488.2円(131,358,320株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/15)
- 251円
- 直近(2026/09/16)
- -6.4%235円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された31件の開示(2025/01/10〜2026/09/15)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/09/15、キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーがメタプラネット(3350)の 保有比率を11.09%から9.76%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。
メタプラネット(3350)について、米大手投信グループCapital Groupの運用会社であるキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーが、保有比率を9.76%まで引き下げたことが大量保有報告書で明らかになりました。同社がこの銘柄に対して出した開示は今回が31回目で、2025年1月の初回開示から約1年8か月の間に保有を積み増してきた結果の、初めての売却局面です。メタプラネットはビットコイン関連事業とホテル事業を展開する企業で、9.76%の保有は発行済株式の1割近くを占める大株主ポジションとなっています。
1年8か月かけた買い増しから初めての売却へ
キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーの保有比率は2025年1月10日の初回開示時には5.55%でした。その後31回の開示を重ねる中で、保有を約4.2ポイント上積みして今年9月8日時点で11.09%まで高めたところから、今回9.76%への引き下げとなりました。推定売却金額は約42.1億円に上り、開示日時点の株価247円から逆算すると、1,700万株規模の売却に相当します。初期段階からの継続的な買い増しを経た初めての売却であり、この投資家の戦略転換を示す動きです。

化学銘柄に集中した海外資産運用の全体像
キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーが同時点で5%以上保有する銘柄は全59銘柄に及びますが、保有比率の上位をみるとレゾナック・ホールディングス(4004、11.62%)、良品計画(7453、10.33%)、デクセリアルズ(4980、10.28%)、KOKUSAI ELECTRIC(6525、10.17%)、中国塗料(4617、9.77%)といった企業が並びます。化学関連銘柄が目立ち、10〜11%の保有比率帯に複数の銘柄を集中させる傾向が見られます。メタプラネットの9.76%はこのポートフォリオの中でも上位グループの一角を占める規模で、初回の5.55%から着実に増やしてきた投資先です。

時価総額の大きさでは及ばない株主地位
メタプラネットの株主構成を見ると、Evo Fundが20.82%で筆頭株主であり、ゲロヴィッチ・サイモンが14.19%で続きます。キャピタル・グループは9.76%で第3位の大株主となりますが、筆頭との差は11ポイント以上あります。その下にはMMXXベンチャーズ・リミテッド(3.08%)やシティグループ・グローバル・マーケッツ・リミテッド(1.28%)といった投資家が続き、キャピタル・グループは数ポイント単位で他社と差をつけられない立場です。今回の売却により、この地位はさらに縮小していくことになります。

割安感が強い銘柄での部分手仕舞い
開示日時点でメタプラネットのPBR(株価純資産倍率)は0.65倍であり、1倍を大きく下回る水準です。52週レンジ内の株価位置は8%で、この1年の値動き幅のほぼ底値圏にあります。※推測: 割安感が強まる局面での部分的な利益確定売却である可能性もあります。
顧客資産を通じた純粋な投資目的
報告書の保有目的欄には「顧客である日本国外の投資信託のための純投資」と記されており、経営参加や政策保有ではなく、運用資産としての投資姿勢が明確です。同社は過去31回の開示を通じて、合計641.3億円を取得資金として当銘柄に投じてきました。今回の売却は顧客ファンドのポートフォリオ調整の一環であり、戦略的な保有削減を示しています。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/15)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニーは「外資系伝統運用会社」に分類される投資家です。海外に拠点を置く大手の分散型資産運用会社。
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