
クオリプス(4894)、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が6.97%を新規保有|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 38.1億円(概算)
- 保有比率
- 6.97%
- 前回比
- +6.97pt
- 保有目的(開示原文より)
- 純投資
- 平均取得単価(開示ベース)
- 4,841円(619,700株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/10/02)
- 6,260円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この開示で何が起きた?
2026/10/02、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社がクオリプス(4894)の 保有比率を6.97%と引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
クオリプス(4894)の株式保有比率が6.97%に達したことが、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社による大量保有報告書で明かされました。同社はジャパン・インダストリアル・キャピタルグループ傘下の成長企業投資ファンドです。クオリプスはヒトiPS細胞由来心筋細胞シート「リハート」の開発・商業化を主力事業とする再生医療ベンチャーで、2023年6月に東証グロースに上場しています。6.97%の保有は発行済株式数8893万株に対する約62万株にあたり、上場後の時価では相当な規模の大株主です。
医療・IT・不動産への分散投資を展開する投資家
JICベンチャー・グロース・インベストメンツが同時点で5%以上を保有している他の銘柄を見ると、ジェイファーマ(医薬品、11.34%)、サイバーセキュリティクラウド(情報・通信業、9.05%)、クリアル(不動産業、7.43%)、PRONI(情報・通信業、6.16%)と5銘柄あります。医薬品・医療関連が複数あるほか、情報通信や不動産など業種横断的なポートフォリオを構成している点が特徴です。クオリプスへの保有比率6.97%はこれらに次ぐ水準で、同ファンドにおいて重要な投資先の一つと位置づけられます。

純投資目的で約62万株を新規・再開取得
報告書に記載された保有目的は「純投資」です。取得資金の合計は30.0億円で、今回の推定取得金額38.1億円から逆算すると、既保有分を含むポジション全体での資金投入規模を示唆しています。直近400日以内に同一提出者による大量保有報告書の開示が確認できず、今回が実質的な新規取得または大幅な保有再開とみられます。純投資という位置づけは経営参加や政策保有ではなく、収益機会を見据えた株式投資であることを示しています。
PBR10倍超の成長株評価の中での買い増し
開示時点でのクオリプスのPBR(株価純資産倍率)は10.84倍、52週レンジ内での株価位置は30%でした。PBR10倍を超える数値は、市場がこの企業に高い成長性を織り込んでいることを示しており、52週レンジの下から数えて30%の位置は、安値圏ではなく中盤から上昇局面への転換点に相当します。こうした価格帯でのポジション構築となった点が、同ファンドの投資判断を反映しています。

再生医療分野での投資ポジション強化
同ファンドがジェイファーマで11%超の大株主であるのに加え、クオリプスを新たに約7%保有することは、医薬品・再生医療領域への投資を重点化する戦略を示唆しています。※推測:iPS細胞由来細胞シートの商用化や、CDMO事業の拡大が進む再生医療市場に対して、成長ファンドとしての関与を高める狙いがある可能性があります。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/10/02)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社とはどんな投資家?
JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社は「VC」に分類される投資家です。ベンチャーキャピタル。未上場段階からの出資が上場後も残っているケースが多い。



