
フリー(4478)、みずほ証券株式会社が保有比率5.77%に引き上げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 71.8億円(概算)
- 保有比率
- 5.77%
- 前回比
- +3.21pt
- 取引企業
- みずほ証券株式会社
- 保有目的(開示原文より)
- 純投資・ディーリング(短期売買)目的で保有するもの・顧客との売買取引等に基づき保有するもの・レンディングその他取引に基づく一時的保有 ・信託財産として運用その他の信託目的に従い保有するもの ・投資信託または投資一任契約に基づき投資権限を有するもの
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/25)
- 3,670円
- 直近(2026/10/02)
- -5.7%3,460円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された3件の開示(2026/05/22〜2026/09/25)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/09/25、みずほ証券株式会社がフリー(4478)の 保有比率を5.77%と引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
証券会社による定期的な報告では、保有比率の動きが投資判断を反映するとは限りません。みずほ証券株式会社がクラウド会計ソフト「freee」を主力とするフリー(4478)の株式を、保有比率5.77%まで引き上げたことが大量保有報告書で明らかになりました。みずほフィナンシャルグループの証券会社による取得です。フリーは中小企業向けのクラウドサービスプラットフォーム企業で、この保有比率は発行済株式全体の約5.8%に相当し、同社の時価総額における主要な持ち分を占めています。
5月からの積み上げで保有比率が3ポイント超上昇
みずほ証券がフリーの株式を報告対象とするのは今回で3度目です。最初の開示は2026年5月22日付で、その時点の保有比率は5.62%でした。今回9月25日の開示では5.77%となっており、5か月間で0.15ポイント上昇した形です。ただしこれは今回の新規取得による数字ではなく、過去の取得含めた累積の結果を示しています。より大きな視点では、開示記録の最初の時点から今回までで保有比率が3.21ポイント上昇しており、段階的にポジションを積み上げてきた構図が読み取れます。推定取得金額は71.8億円に上ります。

不動産から建設、情報通信まで多業種に分散投資
みずほ証券は現在、127銘柄で5%以上の保有比率を持つ大株主です。業種による偏りを見ると、保有比率の高い上位銘柄は建設業のインフロニア・ホールディングス(11.93%)、不動産業の霞ヶ関キャピタル(11.05%)とアズーム(8.95%)、小売業のNATTY SWANKYホールディングス(9.27%)、サービス業の日本M&Aセンターホールディングス(8.28%)など、複数業種にわたっています。フリーへの投資は情報・通信業での主要な保有銘柄であり、特定業種への集中投資ではなく幅広い分野での保有戦略の一環と考えられます。

筆頭株主まで5ポイント超の差がある株主構成
フリーの大株主構成においてみずほ証券の位置づけを見ると、筆頭株主の佐々木大輔が18.37%を保有する中、みずほ証券の5.77%は第2グループに位置しています。コラ・マネジメント・エルピーが7.44%、モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社が4.42%で、みずほ証券はこの両者の間に位置する主要大株主です。筆頭株主とは12ポイント以上の差があり、経営支配権の獲得を示唆するような水準には達していません。

高いバリュエーションと短期売買目的の報告内容
開示日時点のフリーの株価は3,750円で、PER(株価収益率)は725.3倍、PBR(株価純資産倍率)は11.37倍です。PERが極めて高い水準にあり、利益に対する株価の評価が相対的に高いことを示しています。52週レンジ内での位置置は74%で、過去1年の値動きの中では高値に近い水準にあります。報告書に記載された保有目的を見ると、ディーリング(短期売買)目的、顧客との売買取引に基づく保有、レンディングその他取引に基づく一時的保有のほか、信託財産としての運用や投資信託・投資一任契約に基づく保有も挙げられています。これは金融仲介機関としての証券会社が、自社のトレーディング業務や顧客資産の運用を通じて保有しているポジションの集約であることを意味し、純粋な長期的な投資判断というより、事業活動に伴う保有と解釈できます。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/25)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
みずほ証券株式会社とはどんな投資家?
みずほ証券株式会社は「日系証券銀行」に分類される投資家です。日本の証券会社・銀行本体(資産運用子会社ではなく本体としての保有)。
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