大和自動車交通(9082)、大和ハウス工業株式会社が8.54%を新規保有|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 10.4億円(概算)
- 保有比率
- 8.54%
- 前回比
- +8.54pt
- 取引企業
- 大和ハウス工業株式会社
- 保有目的(開示原文より)
- 政策保有発行者との資本業務提携のため
- 平均取得単価(開示ベース)
- 2,040円(490,100株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/09/28)
- 2,825円
- 直近(2026/10/02)
- -13.1%2,455円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この開示で何が起きた?
2026/09/28、大和ハウス工業株式会社が大和自動車交通(9082)の 保有比率を8.54%と引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
大和自動車交通(9082)の株式を8.54%保有することになった大和ハウス工業株式会社。東京を中心にタクシー事業を展開する大和自動車交通に対し、大手総合建設・住宅建築会社である大和ハウス工業が実質的な新規保有(または大幅な保有再開)に踏み切った形です。2026年9月25日が報告義務発生日となる今回の開示により、490,100株の保有が明らかになりました。
資本業務提携を掲げた10億円規模の取得
報告書に記載された保有目的は「発行者との資本業務提携のため」となっており、純粋な投資というより経営面での連携を視野に入れた取得です。推定取得金額は10.4億円で、自己資金10.0億円により賄われました。建設・不動産開発を主軸とする大和ハウス工業が、タクシー事業を手がける企業と資本業務提携を結ぶことの具体的な形が、この8.54%の保有となって表れています。※推測: 建設・不動産事業との接点や、モビリティ分野への事業領域の拡大可能性が存在する可能性があります。
他の大株主との比較で見える株主構成
大和自動車交通の大量保有報告書提出者の中では、国際自動車株式会社が11.04%で筆頭株主です。大和ハウス工業の8.54%は、これに次ぐ第2位の保有比率になります。newmo株式会社が5.0%、第一生命保険株式会社が3.82%で続く構成となっており、大和ハウス工業はこれら他の投資家と比べても相応の影響力を持つ株主として位置づけられることになります。

割高な株価水準の中での買い増し
開示時点の大和自動車交通の株価は2,674円で、52週レンジ内では89%の位置にあります。これは過去1年間の安値に比べて高い水準での株式取得を意味します。同時にPERは53.4倍と高く、PBRは1.25倍です。株価が相対的に高い局面での取得となっているため、資本業務提携という目的が株価水準の判断より優先されたと考えられます。

建設業界大手による業種横断的な保有戦略
大和ハウス工業は同時点で、住友電設株式会社に50.03%、大和ハウスリート投資法人に5.08%の保有比率を持つ主要株主です。業種としては住友電設(電気工事・通信工事)とリート(不動産投資信託)と、今回の陸運業の大和自動車交通と、多角的な業種にわたる保有を展開しています。自らの本業である建設・不動産を軸にしながら、関連領域への出資を通じた事業基盤の構築が進められていることが読み取れます。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/28)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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