リンテック(7966)、上限300億円・発行済の10.55%の自社株買いを決定|TDnet適時開示

リンテック(7966)、上限300億円・発行済の10.55%の自社株買いを決定|TDnet適時開示

取引日
金額規模
300億円(上限)
発行済比率(上限)
10.55%

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ免責

開示後の株価推移

基準終値(2026/08/20
5,730
直近2026/09/04
-5.8%5,400
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

リンテック(7966)が2026-08-20、上限300億円・6,910,000株・発行済株式総数(自己株式を除く)の10.55%を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を決議したことがTDnetの適時開示で分かりました。取得方法はToSTNeT-3(立会外買付)で、期間は2026年8月24日から26日までの3日間です。

発行済の1割超を3日間で取得する枠

ToSTNeT-3は取引所の立会時間外に前日の終値などで売買を成立させる仕組みで、売り手が決まっている場合に使われます。取得期間が3日間に限られ、枠が発行済株式総数(自己株式を除く)の10.55%に達する点を合わせると、まとまった株数を持つ株主からの買い取りとみられます。市場で1割超を買い集めるとなれば、通常は数か月から1年を要するところでした。

上限単価は1株4,341円

上限300億円を上限株数6,910,000株で割ると、1株あたりおよそ4,341円という計算になります。ToSTNeT-3では前日の終値を基準に価格が決まるため、この水準は当時の株価に近いとみられます。なお上限はあくまで取締役会が決議した枠で、実際の取得額がこれを下回ることもありました。

1株あたり利益への効果

10.55%という枠を全量使えば、1株あたり利益は理論上およそ11.8%押し上げられる計算です。二桁の押し上げ効果が見込める規模で、株主還元としては大きい部類にあたります。取得した株式を消却するかどうかについては、今回の開示では明示されていません。

粘着製品を手がける素材メーカー

リンテックは粘着製品・紙製品・電子材料などを製造・販売する素材メーカーです。包装材料、フィルム、ラベルなど多様な産業向け製品を提供しており、業種分類はその他製品になります。300億円という枠の大きさは、その事業規模と手元資金を背景にしたものといえます。

6,910,000株という株数

上限株数の6,910,000株を3日間で取得する枠です。市場での売買であれば数か月かかる規模を、立会外取引なら短期間で処理できます。実際にどこまで枠が使われたかは、取得結果の開示であらためて確認することになります。

粘着製品や電子材料は最終製品の需要に業績が連動しやすく、利益の振れ幅が出やすい分野です。300億円という枠は、その事業から生み出した手元資金を株主へ戻す判断にあたります。

リンテック(7966)株価推移(直近3ヶ月)
リンテック(7966)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/08/20元の開示を見る

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#自社株買い
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