
リンテック(7966)、日本製紙株式会社が保有比率19.73%に引き下げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 253.9億円(概算)
- 保有比率
- 20.54%(前回 28.12%)
- 前回比
- −7.58pt
- 取引企業
- 日本製紙株式会社
- 保有目的(開示原文より)
- 政策保有政策投資 (長期安定株主としての政策保有)
- 平均取得単価(開示ベース)
- 244.1円(14,890,239株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/08/28)
- 5,520円
- 直近(2026/09/04)
- -2.2%5,400円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この投資家の保有比率の推移
EDINETに提出された3件の開示(2025/02/13〜2026/08/28)の保有比率です。
この開示で何が起きた?
2026/08/28、日本製紙株式会社がリンテック(7966)の 保有比率を28.12%から20.54%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。
リンテック(7966)について、日本製紙株式会社が保有比率を19.73%まで引き下げたことが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。日本製紙は大手製紙メーカーです。リンテックは粘着製品・紙製品・電子材料などを製造・販売する素材メーカーで、包装材料やフィルム、ラベルなど多様な産業向け製品を提供しています。保有比率19.73%は時価総額の一角を占める大株主としての地位を示しています。昨年7月の初回開示時点では27.31%を保有していたため、この1年で7.58ポイント引き下げたことになります。
1年間での段階的な売却
日本製紙がリンテック株式を初めて報告したのは2025年7月でした。その時点での保有比率は27.31%で、時価総額ベースで相応の規模の投資でした。今回の変更報告書まで約1年間に7.58ポイント、推定売却金額にして253.9億円分を売却したことになります。段階的な売却であり、一度に手放したのではなく複数回に分けての取引だったと推測されます。開示日時点の株価は5,580円で、この価格レベルでの売却実行が進みました。

素材関連銘柄への集中投資姿勢
日本製紙が同時期に5%以上を保有している他の銘柄を見ると、素材・製品系企業への選別的な投資が浮かび上がります。金属製品の日本フイルコン(5942)に4.29%、繊維製品の日本フエルト(3512)に4.16%、同じく繊維製品のイチカワ(3513)に4.02%を保有しており、いずれもリンテックほどの大きな比率ではありません。リンテックへの投資規模の大きさは、グループ内での産業用素材事業と関連する戦略的なポジショニングを示唆します。一方、海運業の栗林商船(9171)への保有比率は3.21%にとどまっており、多様な業種への分散投資もしながらも、素材関連に重点を置いていることがわかります。

株式市場における現在の評価水準
リンテックのPERは26.2倍、PBRは1.53倍です。PER26倍台は市場平均を上回る利益成長期待を織り込んだ水準を示しており、同社の収益性向上への期待が相応に反映されています。一方PBR1.53倍は、純資産の1.5倍を上回る水準での評価ですが、素材メーカーとしての事業価値を勘案した価格付けがされていることを示します。52週レンジ内の位置が59%という点は、過去1年の値動きの中で現在は中盤よりやや上寄りの位置にあることを意味しており、この価格帯での売却選択がなされました。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/08/28)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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