第一カッター興業(1716)、上限10億円・発行済の6.09%の自社株買いを決定|TDnet適時開示

第一カッター興業(1716)、上限10億円・発行済の6.09%の自社株買いを決定|TDnet適時開示

取引日
金額規模
10億円(上限)
発行済比率(上限)
6.09%

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ免責

開示後の株価推移

基準終値(2026/08/14
1,495
直近2026/09/04
-6.4%1,400
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

第一カッター興業(1716)が2026-08-14、上限10億円・発行済株式総数(自己株式を除く)の6.09%を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を決議したことがTDnetの適時開示で分かりました。取得方法はToSTNeT-3(立会外買付)で、期間は2026年8月17日から12月31日までです。

立会外買付という方法の意味

ToSTNeT-3は取引所の立会時間外に前日の終値などで売買を成立させる仕組みで、売り手が決まっている場合に使われます。市場で発行済の6%を買い集めるとなれば、通常は数か月を要するところでした。取得期間が4か月半に設定されている点は、複数回に分けて実施する余地を残した形とも読めます。

6.09%という枠の大きさ

発行済株式総数(自己株式を除く)の6.09%を全量取得すれば、1株あたり利益は理論上およそ6.5%押し上げられる計算になります。上限はあくまで取締役会が決議した枠で、実際の取得額がこれを下回ることもありました。今回の開示では上限株数が示されていないため、1株あたりの上限単価は算出できません。

コンクリート切断で国内最大手

第一カッター興業は、ダイヤモンドを使ったコンクリート構造物の切断・穿孔工事を主力とし、その売上が全体の97%を占めます。水圧を使うウォータージェット工法も展開しています。業界最大手として、特許のダイヤモンド工法をはじめ各種の工法で土木・建築・インフラの整備を担い、東日本を営業基盤としています。業種分類は建設業でした。

売上の97%が単一事業という構造

ひとつの事業が売上の大半を占める構造は、その分野の需要動向が業績に直結することを意味します。インフラの補修・更新は中長期の公共投資に支えられる分野で、景気の波よりも政策の影響を受けやすい面があります。

取得結果はあらためて開示される

取得した株式を消却するかどうかについては、今回の開示では明示されていません。実際にどこまで枠が使われたかは、取得結果の開示で確認することになります。

上限10億円という金額は、発行済の6.09%に相当する水準です。金額と比率の両方が示される一方で株数の記載がないため、1株あたりの取得単価の目安を読み取ることはできません。開示によって記載される項目が異なる点は、複数の自社株買いを比べるときに気をつけたいところです。

第一カッター興業(1716)株価推移(直近3ヶ月)
第一カッター興業(1716)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/08/14元の開示を見る

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#自社株買い
この記事を共有XでポストLINEで送る

🐋 大きな動きだけ、毎日ひろう

大口投資家の動きは、公式X(@kujira_watch)でも毎日お知らせしています。 また、YouTubeの1分ショート動画でも解説しています。