
ナカボーテック(1787)、株式会社麻生が保有比率2.04%に引き下げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 4.8億円(概算)
- 保有比率
- 2.04%(前回 5.34%)
- 前回比
- −3.3pt
- 取引企業
- 株式会社麻生
- 保有目的(開示原文より)
- 安定株主株式の追加取得の可能性について:提出者は、相場状況及び発行者の株価動向等を踏まえ、株式を追加取得することがあるが、提出義務発生日現在、取引方法、買付時期、取得価格及び取得数量について具体的に決定している事項はない。ただし、今後の相場状況等に応じて個別に追加取得を行った結果、提出義務発生日から3か月以内に株券等保有割合が5%超増加する可能性はある。保有目的について:安定株主として保有する方針。
- 平均取得単価(開示ベース)
- 3,181.6円(53,200株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/08/12)
- 5,970円
- 直近(2026/09/04)
- -4.9%5,680円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この開示で何が起きた?
2026/08/12、株式会社麻生がナカボーテック(1787)の 保有比率を5.34%から2.04%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。
ナカボーテック(1787)について、株式会社麻生が保有比率を2.04%まで引き下げたことが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。麻生グループの持株会社である提出者は、インフラ構造物の腐食防止や劣化調査、防食設計を手がけるナカボーテックの時価総額の一角を占める大株主から、一般投資家に近い保有水準へと段階的に撤退しています。
3年超の段階的売却で保有比率は5.34ポイント減少
麻生がナカボーテック株を大量保有報告書で最初に開示したのは5.34ポイント前、すなわち保有比率5.38%の時点でした。その後複数回の売却を重ねて、今回2.04%まで引き下げています。開示日時点の株価5,970円に基づく計算では、今回の売却規模は推定4.8億円に上ります。段階的な売却ペースは一貫しており、投資ポジションの整理が継続されている状況を示しています。
建設関連企業への集中投資を継続する麻生グループ
麻生グループが同時点で5%以上保有しているのは4銘柄で、トップは日本乾溜工業(1771、49.44%)、次点が若築建設(1888、41.84%)です。どちらも建設業界の企業であり、グループ傘下にない外部企業でも同業種への支配的な出資を続けています。オーベクス(3583、繰維製品、14.41%)を含めても、建設関連に軸足を置いた資産構成が顕著です。ナカボーテックのような防食エンジニアリング企業との関係を段階的に縮小する一方で、より深い支配を維持する企業群との役割分担を整理する動きと解釈できます。
ナカボーテックの株主構成における麻生の位置づけ
ナカボーテックの大株主構成を見ると、ヒューリック株式会社が18.85%で筆頭株主、三井金属株式会社が11.16%で二番手です。麻生の2.04%はこれらと比較して明らかに小さな存在になります。10ポイント以上の差があることから、今回の売却後、麻生はナカボーテック株の大株主名簿から消える可能性も出てきました。
株価が高値圏での売却を実現
ナカボーテックの直近52週レンジ内での株価位置は77%で、高値圏での推移を示しています。PBR 1.83倍という水準は企業の純資産に対する評価が相応の水準に達していることを表します。麻生による段階的な売却は、株価が高値圏を保つ局面で進められており、最後の売却タイミングも相応の水準で実現した形です。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/08/12)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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