ツムラ(4540)、野村アセットマネジメント株式会社が保有比率4.82%に引き下げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
14.6億円(概算)
保有比率
4.82%(前回 5.33%)
前回比
−0.51pt
保有目的(開示原文より)
純投資
証券業務に係わる商品在庫として保有している。 信託財産の運用として保有している。

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)

開示後の株価推移

基準終値(2026/09/24)
3,833円
直近(2026/10/02)
-3.4%3,703円
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この投資家の保有比率の推移

EDINETに提出された4件の開示(2024/12/18〜2026/09/24)の保有比率です。

野村アセットマネジメント株式会社によるツムラの保有比率の推移5.94%4.82%2024/12/182026/09/24

この開示で何が起きた?

2026/09/24、野村アセットマネジメント株式会社がツムラ(4540)の 保有比率を5.33%から4.82%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。

金融機関の定期的な報告では、保有比率の増減が必ずしも投資方針の転換を示すわけではありません。野村グループの資産運用会社である野村アセットマネジメント株式会社が、ツムラ(4540)の保有比率を4.82%に引き下げたことが大量保有報告書で明らかになりました。同社は漢方薬・医療用医薬品の製造・販売を主事業とする医薬品メーカーであり、今回の保有比率は発行済株式数約7,676万株の中で約370万株を占めるもので、時価総額の一角を占める大株主の地位にあります。保有比率は前回の開示から0.51ポイント減少し、段階的に調整されていることが分かります。

約2年間で1ポイント超の段階的な圧縮

野村アセットマネジメント株式会社がツムラ株を開示対象とした最初の報告書は2024年12月18日で、当時の保有比率は5.94%でした。その後の4度の報告において段階的に引き下げられ、今回の4.82%に至っています。これまでの売却により推定14.6億円が現金化されたことになります。初回時点からの圧縮幅は1.12ポイントで、投資家としての持ち分を着実に減らしている状況です。

野村アセットマネジメント株式会社によるツムラの保有比率の推移
野村アセットマネジメント株式会社がツムラについて提出した大量保有報告書の保有比率推移(EDINET開示ベース)

機械・化学業種に偏った幅広いポートフォリオ

野村アセットマネジメント株式会社は2026年9月時点で202銘柄に5%以上を保有していますが、その中でも特に目立つのは機械・化学・電気機器といった業種への集中です。日本製鋼所(5631)には12.93%、デンカ(4061、化学)には11.72%、日本マイクロニクス(6871、電気機器)には11.47%を保有し、いずれも医薬品セクターのツムラより高い比率を維持しています。医薬品業界ではツムラが主要な保有先となっていることから、同社は医薬品よりも製造業や化学業界をより重視した配分戦略をとっていると考えられます。

野村アセットマネジメント株式会社が5%以上を保有する主な銘柄
野村アセットマネジメント株式会社が同時点で5%以上を保有している主な銘柄(今回のツムラを強調)

ツムラの株主構成における位置づけ

ツムラに大量保有報告書を提出している他の投資家との比較では、野村アセットマネジメント株式会社の4.82%はマラソン・アセット・マネジメント・リミテッド(8.69%)には及びませんが、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(4.64%)よりは上回っています。上位株主では2番手の位置に近づきつつあり、売却が続けば三菱UFJグループとの順位が入れ替わる可能性もあります。

ツムラに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
ツムラに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回の野村アセットマネジメント株式会社を強調)

バリュエーション指標が示す割安な株価環境

開示時点でツムラの株価は3,848円で、PER(株価収益率)は10.2倍、PBR(株価純資産倍率)は0.89倍でした。いずれも市場全体と比べると低い水準にあり、PBRが1倍未満であることは帳簿価値を下回る評価となっています。52週内での株価位置は60%の水準にあり、直近一年の上昇相場の中でも中盤以上にあることから、株価の上昇局面でタイミングをみながら売却を進めている可能性も考えられます。

証券商品と信託運用の二重目的での保有

報告書の保有目的欄には、証券業務に係わる商品在庫としての保有と、信託財産の運用としての保有が記載されています。これは野村グループが顧客向けの投資商品の一部としてツムラ株を組み込む一方で、同時に自社運用する信託ファンドのポートフォリオの一角としても保有していることを示しています。※推測: 商品在庫部分の圧縮が進むことで、グループ全体の事業方針の変化や顧客ニーズの変動が反映されている可能性があります。

ツムラ(4540)株価推移(直近3ヶ月)
ツムラ(4540)の株価推移(直近3ヶ月・終値ベース)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/09/24)

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

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野村アセットマネジメント株式会社とはどんな投資家?

野村アセットマネジメント株式会社は「国内アセットマネジメント」に分類される投資家です。メガバンク・保険系列の伝統的な資産運用会社(信託銀行の信託口を含む)。

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