セイコーグループ(8050)、三光起業株式会社が保有比率12.07%に引き上げ|大量保有報告書

セイコーグループ(8050)、三光起業株式会社が保有比率12.07%に引き上げ|大量保有報告書

取引日
金額規模
44億円(概算)
保有比率
12.07%(前回 11.57%)
前回比
+0.5pt
保有目的(開示原文より)
政策保有
発行会社の経営安定化のための政策投資として保有するものであります。
平均取得単価(開示ベース)
658.49,997,600株)
借入比率
45.6%(取得資金65.8億円のうち借入)

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ免責

開示後の株価推移

基準終値(2026/08/18
10,760
直近2026/09/04
-5.8%10,140
1ヶ月後
開示から21営業日後に表示
3ヶ月後
開示から63営業日後に表示

開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。

この開示で何が起きた?

2026/08/18三光起業株式会社セイコーグループ8050)の 保有比率を11.57%から12.07%へ引き上げました(EDINET大量保有報告書)。

セイコーグループ(8050)について、三光起業株式会社が保有比率を12.07%まで引き上げたことが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。三光起業は服部家が主導する資産管理会社で、セイコーグループの筆頭株主です。腕時計、眼鏡、精密機器の製造・販売を手がける総合精密機器メーカーであるセイコーグループの株式時価総額に占める12.07%は、筆頭株主としての影響力を示す重要なポジションに変わりありません。報告書開示日の2026年8月18日時点で、この売却による推定売却金額は44億円に上ります。

服部家の段階的なセイコーグループ売却

三光起業の保有比率は、初回の大量保有報告書開示時から今回まで段階的に低下してきました。前回開示からの今回の引き下げは、積み重ねられた売却の延長線上にあります。筆頭株主としての地位を保ちながらも、保有比率を徐々に調整する動きが続いています。株価は開示時点で10,760円であり、52週の値動きレンジ内では高値圏の95%に位置していることから、市場では好況感が価格に反映されていた局面での売却でした。

服部家資産ポートフォリオの構成

三光起業は現在、セイコーグループのほかに株式会社オハラ(5218、ガラス・土石製品)も5%以上保有しています。精密機器と土石製品という異なる業種への投資を並行させており、ポートフォリオの多様化を図る姿勢がうかがえます。セイコーグループへの保有比率が段階的に低下する一方で、資産配分全体の最適化が進められている可能性があります。

株主構成での筆頭株主の相対的地位

セイコーグループの大量保有報告書に名を連ねるもう一つの主要な投資家はJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社で、保有比率は5.48%です。三光起業の12.07%は、これを大きく上回る筆頭株主地位を保ったままの売却となっています。機関投資家との比較では、服部家による安定的な支配権保有の構図が維持されている段階です。

売却時点における株式評価指標

セイコーグループの開示時点でのPERは35.2倍、PBRは2.82倍です。PERが35倍を超えている水準は、利益に対して株価が高く評価されていることを示しており、市場参加者からの将来成長への期待が価格に組み込まれた状態でした。一方PBRが2.82倍という数値は、帳簿価額の3倍近くで取引されていたことを意味します。こうした相対的に高い評価水準のなか、筆頭株主が売却を進めたことになります。

セイコーグループ(8050)株価推移(直近3ヶ月)

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/08/18

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#EDINET
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三光起業株式会社とはどんな投資家?

三光起業株式会社は「創業家の資産管理会社」に分類される投資家です。創業家・オーナー一族が保有する非上場の資産管理会社。