
フラー(387A)、株式会社電通グループが20.41%を新規保有|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 14.4億円(概算)
- 保有比率
- 20.41%
- 前回比
- +20.41pt
- 取引企業
- 株式会社電通グループ
- 保有目的(開示原文より)
- 政策保有発行者との資本業務提携を目的とした政策投資
- 平均取得単価(開示ベース)
- 1,320円(346,000株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2025/07/30)
- 4,045円
- 1ヶ月後(2025/08/29)
- -34.6%2,647円
- 3ヶ月後(2025/10/31)
- -50.9%1,988円
- 直近(2026/09/04)
- -77.3%918円
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この開示で何が起きた?
2025/07/30、株式会社電通グループがフラー(387A)の 保有比率を20.41%と引き上げました(EDINET大量保有報告書)。
フラー(387A)について、株式会社電通グループが同社株式の20.41%を保有していることが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。日本を代表する大手広告代理店グループによる取得です。フラーはスマートフォンアプリの企画・開発から運用までを一貫して手掛ける受託開発が主力で、売上全体の92.4%を占めています。デザイン・コンサルティング・システム開発を柱に、『長岡花火公式アプリ』『るるぶ+』などの実績を持ち、自社分析サービス『App Ape』は500社以上で利用されています。20.41%という保有比率は、発行済株式数に占める同社の重要な議決権を意味しており、直近400日以内に電通グループによる開示が確認できないことから、今回が実質的な新規保有または大幅な保有再開とみられます。
電通グループが持つ他の大型保有銘柄
電通グループは同時点で5%以上の保有比率を持つ銘柄として、株式会社CARTA HOLDINGS(3688)を53.13%保有しています。CARTA HOLDINGSは情報・通信業に属する企業です。電通グループの保有戦略は情報・通信業に集中しており、フラーへの20.41%の保有はCARTA HOLDINGSの53.13%と並ぶ、グループの重要な事業持株となっています。情報通信分野でのポジション構築を進めてきた電通グループにとって、フラーはアプリ開発・運用領域での戦略的な保有と位置づけられます。
フラーの主要株主の中での電通グループの地位
フラーの大量保有報告書の対象となっている他の投資家と比較すると、電通グループの20.41%の保有比率はヤプリ(21.79%)に次ぐ第二位の水準です。渋谷修太氏(7.04%)、株式会社常陽キャピタルパートナーズ(5.31%)といった他の保有者と比べると、電通グループは圧倒的に大きな議決権を保有しています。ヤプリとの比率差は1.38ポイントに過ぎず、フラーの株主構成においてこの二者が主導的な立場にあることが見て取れます。
推定取得金額から見た今回の投資規模
今回の取得に伴う推定取得金額は14.4億円です。この規模は、電通グループがアプリ開発・運用領域への本格的な参入、または既存事業との統合強化を念頭に置いた投資であることを示唆しています。フラーの受託開発事業の売上構成(92.4%)を考えると、広告代理店としての顧客基盤とアプリ開発企業の技術力の組み合わせは、両者の事業領域での補完関係を形作る可能性があります。
情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2025/07/30)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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