エブリー(607A)、加藤産業株式会社が11.34%を新規保有|大量保有報告書

エブリー(607A)、加藤産業株式会社が11.34%を新規保有|大量保有報告書

取引日
金額規模
5.5億円(概算)
保有比率
11.34%
前回比
+11.34pt
保有目的(開示原文より)
商品販促における協力関係の維持・強化。
平均取得単価(開示ベース)
1,0632,351,835株)

※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ免責

この開示で何が起きた?

2026/08/10加藤産業株式会社エブリー607A)の 保有比率を11.34%と引き上げました(EDINET大量保有報告書)。

エブリー(607A)について、加藤産業株式会社が11.34%を新規に保有したことが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。推定取得金額は5.5億円です。5%の報告義務ラインを超えたことで、この届出者の名前が同社の株主として表に出ました。

食品流通の2社が、同じ11.34%で並んだ

エブリーに大量保有報告書を出している他の投資家は、吉田大成氏が22.34%、伊藤忠食品株式会社が11.34%です。今回の加藤産業の比率は、伊藤忠食品と小数点以下まで同じ数字でした。加藤産業も伊藤忠食品も食品の卸売を手がける企業であり、食品流通の側から2社が同じ比率で並んだ形になります。同じ比率での保有が偶然か、同じ条件での引き受けによるものかは、報告書の数字からは読み取れません。

レシピ動画メディアと食品流通の接点

エブリーは日本最大級のレシピ動画メディア「デリッシュキッチン」を運営し、食品メーカーなどへの広告ソリューション提供を主力としています。売上の7割を占めるMarketing Solutionビジネスでは、オンラインの動画配信と全国11,000台以上のデジタルサイネージを組み合わせた販促支援を展開しています。食品を売る側にとって、この販促の仕組みは自社商品の売り場につながる接点です。食品卸2社が株主として並ぶ構図には、こうした事業上の接点が背景にある可能性があります。

エブリーに大量保有報告書を出している投資家の保有比率比較
エブリーに大量保有報告書を出している投資家の保有比率(今回の加藤産業株式会社を強調)

5.5億円で11.34%、時価総額は50億円規模

今回の11.34%に対して推定取得金額が5.5億円であることから逆算すると、株式全体の時価はおよそ50億円規模になります。同じ計算では、筆頭の吉田氏が持つ22.34%は11億円前後に相当します。証券コードが607Aと英字を含む形式であることからも分かるとおり、上場からの日が浅い銘柄です。上場して間もない企業では、上場前からの資本関係が届出という形で表に出ることがあります。

今回は変更報告書ではなく新規の大量保有報告書なので、11.34%はこの開示で初めて公になった持ち分です。届出者3者の比率を足すと45.02%になり、市場で売買できる株式はその残りに限られます。上場からの日が浅い銘柄では、こうした集中した株主構成のまま取引が始まることが少なくありません。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/08/10

金額は発行済株式数と株価からの概算です。

#EDINET
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