
Gunosy(6047)、KDDI株式会社が保有比率0%に引き下げ|大量保有報告書
- 取引日
- 金額規模
- 15.2億円(概算)
- 保有比率
- 0%(前回 16.23%)
- 前回比
- −16.23pt
- 取引企業
- KDDI株式会社
- 譲渡の相手方(開示原文より)
- 株式会社Gunosy(市場外・1株363円 × 3,550,000株)
※ 取引日はEDINETの開示日です(実際の売買とのずれ・免責)
開示後の株価推移
- 基準終値(2026/08/12)
- 390円
- 直近(2026/09/04)
- +2.6%400円
- 1ヶ月後
- 開示から21営業日後に表示
- 3ヶ月後
- 開示から63営業日後に表示
開示日(開示日が休場の場合は直後の営業日)の終値を基準にした騰落率です。1ヶ月後=21営業日後・3ヶ月後=63営業日後。終値ベースの参考値であり、将来の値動きを示すものではありません。
この開示で何が起きた?
2026/08/12、KDDI株式会社がGunosy(6047)の 保有比率を16.23%から0%へ引き下げました(EDINET大量保有報告書)。譲渡の相手方は株式会社Gunosy(1株363円)です。
Gunosy(6047)について、KDDI株式会社が保有比率を0%まで引き下げたことが大量保有報告書(EDINET)で分かりました。同社はAI技術を活用したニュースキュレーションサービスやデジタル広告配信プラットフォームを提供しており、KDDIの売却は大手通信事業者による同社株の完全な手放しを意味します。KDDIの保有比率は前回開示から16.23ポイント減少し、今回のゼロになったものです。
積み上げから撤退へ、3年以上の保有を清算
KDDIがGunosyに対して初めて5%以上の保有を報告したのは2023年1月でした。その後複数回の増減を経ながら保有を続けていたところ、今回355万株を1株363円で売却することで、完全な撤退に至りました。2026年8月時点のGunosy株価が390円であったことから、KDDIは直近の株価より若干低い水準での売却となっています。推定売却金額は15.2億円に達し、3年超にわたるポジションの決済を完了させました。
情報・通信関連への集中投資の中での撤退
KDDIが同時点で5%以上を保有する銘柄を見ると、サービス業のカカクコムに17.67%の大型保有があり、情報・通信業ではデータセクション(3.7%)とソケッツ(2.66%)を保有しています。Gunosyはこれらの保有銘柄の中でもデジタル広告やコンテンツ配信といった情報・通信関連の事業領域に位置していましたが、今回の売却でその枠組みから外れることになります。通信大手として、情報・通信系のスタートアップへの投資ポートフォリオを組み替えている状況が読み取れます。

大株主の中での位置づけと相手方との関係
Gunosyの大株主構成を見ると、木村新司氏が25.01%で筆頭株主となっています。KDDIの保有比率がゼロになったことで、大株主のランキングからは退出し、同氏との株主構成上の差は大きく広がることになります。注目すべき点は、今回の売却相手がGunosy自身であることです。つまり同社による自社株買いの形で、KDDIがポジションを手放した構図になっています。

割高な株価水準が映すGunosyの現状
Gunosyの株価指標を見ると、PER106.6倍は利益に対する株価の水準が高いことを示しており、市場が成長性に強気の評価を与えている状況です。一方PBR0.84倍は、純資産に対して株価が割安な状態を示しています。52週レンジの中での現在位置が10%(0%が安値)であることから、この1年間で株価が大幅に上昇し、現在は高値圏にある状態です。KDDIの売却タイミングは、こうした株価上昇局面の中での判断であった可能性があります。

情報源: 金融庁EDINETの大量保有報告書等(提出日: 2026/08/12)
金額は発行済株式数と株価からの概算です。
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